18-19シーズンセリエA 第12節 ACミランvsユヴェントス
前の試合でベティスに引き分けたミランとマンチェスターUに敗北したユヴェントス。このまま悪い流れに持っていかないために勝利がほしい両チームの激突。というわけで、今回はミランVSユヴェントスについて書いていきたいと思います。
試合の流れ
まずは両チームのメンバー
ミラン
64分 カスティジェホOUT→クトローネ
74分 チャルハノールOUT→ラクサール
ユヴェントス
79分 ディバラOUT→D.コスタ
ミランは攻撃時はスソの近くにカスティジェホやチャルハノールが来て右サイドに人数をかけることを試みます。恐らく、人数をかけてスソをマークさせないようにしようとしたのでしょう。しかし、安定してボールを保持出来ないミランは右サイドに人数をかける時間を安定して作れません。またスソが1人でボールを持ったときはサンドロが縦を切り、マテュイディが中を切るという2枚体制でスソをマークします。これで戦術スソが機能不全に陥ります。
守備時のミランは442のブロックを敷いてユヴェントスの攻撃に対応します。中央を固めることを優先したため必然的にサイドの選手の対応が甘くなります。毎試合失点しているとは言えクロスの対応はそこまで悪くなかったのでユヴェントス相手でも守りきれると思ったのでしょう。しかし、これが大誤算。
前半8分
サンドロのクロスからマンジュキッチ
↓
これでユヴェントスが先制
恐らくあの状況でマンジュキッチに競り勝てる左SBの選手はセリエAには居ないのではないでしょうか。クロスをあげさせた時点で勝負あったと思います。
その後もクロスにマンジュキッチやロナウドが合わせて危ないシーンが何度かあります。というわけで、ユヴェントスのSBの選手を捨てて中央へ人数をかけても意味が無いとわかったミランはカスティジェホを右サイドにし、チャルハノールを中盤の一角にすることで433へと移行します。中盤の人数が増えたのでSBにもプレスがかけられるようになります。
そして前半38分にスソからのボールをイグアインが受けますが、残念トラップミスと思いきやそのボールがベナティアの手に当たりPK。
これをイグアインが蹴りますが、シュスチェスニーのスーパーセーブでPK失敗。
0-1のまま前半が終了します。
そして後半開始
後半はユヴェントスがボールを持つ展開になります。というわけで、ボールを保持出来る時間が更に短くなったミランは前半以上にスソのサイドに人数をかけられなくなります。なので、後半のスソは空気同然。ようやくボールを触れてもロストしてしまうという悪循環に陥ります。
しかし、ユヴェントスは先制しているのでそこまでギアを上げて攻撃してきません。なので、攻められてはいるが、失点はしないという状態のまま試合が進んでいきます。
ミランは64分にカスティジェホをクトローネと74分にチャルハノールをラクサールそしてアバーテをボリーニと交代させて442に移行しますが、全く効果がありません。
そして81分にユヴェントスに追加点
ラクサールのクリアミスを拾ったカンセロが左サイドをぶち抜いてクロス。ドンナルンマが反応しますが、こぼれ球をロナウドが押し込みゴール。
最後にイグアインが退場してゲーム終了。
この試合のスタッツ
数字を見てもわかる通り完敗ですね。イエローカードとファールの数くらいしか上回っているところがありません。
気になったところ
イグアイン
クオリティーのある選手だとは思いますが、やはり雑魚専と呼ばれるだけあって強豪相手だとパフォーマンスが酷いです。相手が強豪のときのイグアインと相手が下位チームのときのイグアインは別の選手と考えた方が良いと思います。
ガットゥーゾはとりあえず出場させておけば、何かしらやってくれるとおもっているのでしょうが、イグアインは頻繁にボールを触りながらゴールを狙う選手です。89分は何の仕事もしないが、残りの1分で大仕事をしてくれるクトローネやイカルディのような選手とは違います。スソ同様強豪相手にはもう少し起用方法を考えてほしいと思います。
まとめ
この試合については全ての面で力負けしていたとしか言い様がありません。残念ながらユヴェントスはまだまだ遠い存在ですね。
ポジティブな点といえば、サパタとバカヨコのパフォーマンスが良かったことくらいでしょうか。
またミランについてですが、ビリアの長期離脱が確定してすぐにボナヴェントゥーラが長期離脱するかもしれないという悪い情報が入ってきました。ミランって11-12とか16-17シーズンみたいにベストメンバーが揃うと強いとかまぁまぁ悪くないチームになるというシーズンに限って怪我人が続出しますよね。
というわけで、ここからは冬の移籍市場での願望を書いていきたいと思います。
まずはビリアが離脱したアンカーのポジションについてですが、ロドリゴ・カイオやトナーリやパレデスなど主に中堅~若手といった感じの選手の名前がちらほらでています。
ただ、ミランはロカテッリやマウリなどこのポジションで上手くいっている若手を最近は見ません。なのでアンカーに関してはベテランをもう1人獲得するのもありかなぁと思います。11-12のファン・ボメルとアンブロジーニの2枚体制みたいなのが理想的かと。
次はボナヴェントゥーラが離脱したCMFについてです。最近はダブルボランチを採用していますが、やはりオプションとして中盤3枚のフォーメーションは使えた方が良いと思います。なので、1枚獲った方が良いかなぁと思います。パケタは未知数ですし、ここはボナヴェントゥーラ同様スペースに飛び出すのが上手いラムジーを獲るのが理想的でしょう。
最後に前線の選手についてですが、ここは高さかスピードがある選手を獲るべきだと思います。高さという点については今も噂になっているイブラヒモビッチの獲得で解決でしょう。彼が高さ要員という役割に徹してくれるとは思いませんが、その他の問題も解決してくれると思いますし、彼を獲得するのが良いでしょう。とは言え彼も37歳なので、過度な期待をしてはいけないとは思いますが....
スピードがある選手で理想的な選手はキエーザでしょう。彼がミランに加入すれば、ミランは相当良いチームになると思いますが、彼を冬に獲得するのは現実的ではありません。デウロフェウが獲れたらなぁと思いますが、噂が出てないですしこちらも現実的なのかどうかはわかりません。まぁ、何が言いたいかといえばキエーザとかデウロフェウクラスのスピードを持った選手がほしいということです。
というわけで、今回はこの辺で失礼します。それでは✋
長い上に拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。
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遂に覚醒?ウディネーゼ戦で見えた一筋の光
サンプドリアとジェノアから何とか勝ち点3を奪ったミラン。しかし、ボナヴェントゥーラやビリアなどの主力が怪我で相次いで離脱してしまった中で迎えたウディネーゼ戦。というこで、今回はそんなボロボロの状況で迎えたウディネーゼ戦について書いていきたいと思います。
試合の流れ
まずは両チームのスタメン
35分 イグアイン OUT→カスティジェホ
84分 Avest OUT→ヌイティンク
84分 Pussetto OUT→バリッチ
スタメン発表は442のフォーメーションというミランですが、恐らくこの試合はかなりの可変フォーメーション。
低い位置でボールを持ったときは442、高い位置でボールを持ったときは343。守備時はバカヨコがアンカーでラクサールが中盤の一角になる433気味のフォーメーションだったと思います。
ウディネーゼの選手はミランのプレスを剥がす技量があり、またかなり良いミドルシュートを打てる選手が何人かいるのでほとんどの攻撃をシュートで終わらせることが出来ます。
対してミランはシュートで攻撃を終わらせられないので必然的にウディネーゼペースで試合が進んでいきます。また、ビリアが居ないせいか何だかミランは試合に締まりがありません。
そして35分にイグアインが負傷でカスティジェホと交代。
良くない展開のミランですが、その後も何度もピンチをギリギリのところで回避するという苦しい展開が続きます。
しかし、43分良い位置でボールを奪ったラクサールがクトローネにスルーパス
そしてシュート
残念ながらこのシュートはキーパーにセーブされてしまいます。
そのまま前半終了。
そして後半開始。
後半はウディネーゼの中盤が少し間延びしてきたことによりミランの攻撃により迫力が出てきます。というこで、後半は前半よりオープンな展開になっていきます。
また、後半はスソとカスティジェホが前半より流動的なポジション取りをします。しかし、好調スソをゴール前でフリーにしておくほど、ウディネーゼの守備陣も甘くありません。必ず誰かがスソのマークについています。
両者シュートまで持っていけますが、残念ながら1点が遠く、そのまま終わるかと思いきやアディショナルタイムにドラマがおきます。
ロマニョーリがボールを奪う
クトローネが折り返す
スソがロマニョーリにパス
ロマニョーリがシュート!
これがゴールに吸い込まれ決勝点になります。(その後オフサイドかどうかで揉めたがオフサイドは無く、ゴールが認められた。)
そして試合終了
この試合のスタッツ
やはり両者シュート数が多くオープンな展開だったことがわかりますね。あと、ファールも多かったです。
紹介出来なかったシュートシーンが数多くあったのでハイライトを置いておきます↓
試合ハイライト
まとめ
良い内容とは言えませんでしたが、今シーズン初の無失点が出来たのは良かったと思います。チームとしての完成度はまだまだでしたが、選手一人一人を見てみると中々良かったと思います。
攻守の切り替えも速かったですし、最後まで足が止まりませんでした。また、DFラインの選手たちはギリギリのところでスライディングをするとかシュートブロックをするとか、昨シーズンの堅かったときのミランが垣間見えた気がします。必然的とは言えませんが、無失点だったのは偶然では無かったかなぁと(じゃあ、何なんだというわけですが 笑)
また、今節はバカヨコが良かったですね。ようやくバカヨコ覚醒の時が来たと思います。 ビリアが離脱して絶望的かと思いましたが、一筋の光が見えたかなぁと。 このまま更にパフォーマンスを上げていってほしいですね。
気になったところと言えばセットプレーですかね。10回くらいあったと思いますが、チャンスらしいチャンスになったのは最初にスソが直接狙ったシーンだけだった気がします。もう少しどうにかしろよって思います。
3連勝をしたミランですが、次節はとうとう王者ユヴェントス。ここまでは何とか誤魔化しながら勝ってきましたが、ユヴェントスは誤魔化せる相手では無いでしょう。厳しい結果になるかもしれません。ただ、ユヴェントスに勝ったシーズンは何だかんだで特別なシーズンになると思うので、是非とも勝ってほしいと思います。
というわけで、それでは今回はこの辺で終わります。それではまた✋
拙い文章ですが、最後までお読みいただきありがとうございました。
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ベティス戦で感じたこと
今回は先日のベティス戦で感じたことをパフォーマンスの良くなかったボリーニに焦点を当てて書いていきたいと思います。
ボリーニ
ベティス戦で全く良いところが無かったボリーニですが、ガットゥーゾの起用方が悪かったため酷すぎるパフォーマンスになってしまったと思います。
この試合メンバーが多少変わっていましたかが、特に選手の特徴に合わせて細かい変更をしていた様には感じませんでした。
ボリーニはチャルハノールとはタイプが違い、よりワイドな位置でのプレーを好み、相手のDFと駆け引きして飛び出したり出来ることもある選手です。
しかし、ガットゥーゾはボリーニにチャルハノールと同じような役割を求め、内側に絞り縦パスを受けることをさせていました。(↓のようなシーン)
(このシーンでは奇跡的にファールをもらっていた)
このようなシーンが何度も見られましたが、ほとんどボールロストしてカウンターになってました。
私はこの状況での選手を
Sランク 前を向いてから1人2人剥がすor抜いてからクロスかシュートかスルーパスをだせる
Aランク 前を向いて何か出来る
Bランク 相手を背負って少しタメを作れる
Cランク ロストせずワンタッチでボールを落とせる
みたいな感じで評価しているのですが、ボリーニに関しては論外。にも関わらず、ガットゥーゾはボリーニにこのような役割をさせたと。(前半の終盤にフォーメーションを451に変更してボリーニを右に配置してワイドにポジションを張らせていましたが、時間が短すぎたのでここでは触れません)
250万€も貰ってるのにこんなことも出来ないのかという気持ちもありますが、選手の出来ることと出来ないことを理解してチームを作っていくのが監督の仕事だと思いますし、何がしたいの?という感じです。
バカヨコのパフォーマンスも良くなかったですが、バカヨコもケシエと同じようなことを要求されて酷いパフォーマンスになってしまっていたと感じました。
まとめ
今まで、あまりターンオーバーをしてこなかったガットゥーゾですが、そもそもターンオーバーをしてゲームを進める術を持っていないんじゃないの?とこの試合で感じました。
ビリアもイグアインも出突っ張りで疲労が溜まってるように感じました。クトローネとマウリを使って欲しかったです。
後で手のひら返し出来ることを願いたいですが、正直ガットゥーゾと一緒にCLを目指すのは無理かなぁと思い始めてきました。
ただ、この試合1つポジティブなところがありました。カスティジェホが中央気味の位置でプレーしていたことです。しかも惜しいシュートがあったりと中々良いパフォーマンスだったと思います。
サッスオーロ戦のゼロトップでのパフォーマンスも良かったですし、真ん中での適性はあるかなぁと思います。これをリーグ戦でどう活かすかはかなり大事だと思います。
ということで今回はこの辺で終わります。それではまた✋
拙い文章ですが、最後までお読みいただきありがとうございました。
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ミラノダービーで見えたインテルとの差
代表ウィークも終わり、ようやく待ちに待った伝統の一戦ミラノダービーを迎えました。というわけで、今回は先日のミラノダービーについて書いていきたいと思います。
試合内容
まずは両チームのスタメン
74分 チャルハノールOUT→クトローネ
84分 ケシエOUT→バカヨコ
30分 ナインゴランOUT→バレーロ
70分 ペリシッチOUT→ケイタ・バルデ
82分 ポリターノOUT→カンドレーヴァ
序盤はミラン下から丁寧につなぎ、それをインテルがハイプレスでボールをとりに来るという展開になります。
ボールの動かし方にミランは決まりごとは無さそうでしたが、インテルにはしっかりと決まりごとがあったように感じました。
1 ブロゾビッチのアンカー
インテルはボールを回すときに4123の形にしてブロゾビッチをアンカーのポジションに配置してきます。そしてナインゴラン(バレーロ)とベシーノをビリアの両脇(ハーフスペース)に配置してきます。
また4123というフォーメーションだと1の両脇が空いてしまうのでミランは2の片方(ボナベントゥーラかケシエ)が少し高めの位置をとって442気味のフォーメーションになり、ビリアの両脇を使われないようにします。(昨シーズンは顕著だったが、今シーズンは曖昧なところも多い)
しかし、この試合はブロゾビッチが気になったのかボナベントゥーラもケシエも高い位置をとることが出来ず、433のままになってしまいビリアの両脇を使われるシーンが目立ちました。(ガットゥーゾはとくに修正しなかった)
2 ロングボール
ミランが前からプレスをかけられなかった理由の1つにインテルがロングボールで攻撃の形をある程度デザインしてきたことがあると思います。
早い時間帯にミランは前からプレスをかけに行ったシーンがありましたが、インテルはイカルディ目掛けてロングボールを蹴り、こぼれ球を拾って攻撃を狙うというシーンがありました。
これによりミランは余計に中盤のスペースを空けるわけにはいかなくなり、前にでられなくなってしまいます。
11分にイカルディが抜け出してゴールを決めますが、残念そこはオフサイド
30分にナインゴランが負傷し、バレーロと交代します。インテルはこの交代により守備の強度の低下とゴール前の怖さが消えます。
しかし、バレーロはブロゾビッチの縦パスをしっかり受けて攻撃に繋げられるので、この交代が中々効いてきます。↓のようなシーンが何度も見られました。https://twitter.com/milanlove22/status/1054908615465680896?s=09
33分にベシーノが難しい体勢でシュートしますが、残念そこはポスト
41分にイカルディが抜け出してあわや1点というところでしたが、残念そこはロマニョーリのスーパースライディング
42分にムサッキオがネットを揺らしますが、残念そこはオフサイド。
試合は完全にインテルペースでしたが、運が良かったこともあり、無失点で前半を終えます。
そして後半開始
ミランは少しスソとチャルハノールを絞り気味でプレーさせてSBに高い位置をとらせようとしますが、インテルの守備が上手くてこれが全く効果がありません。
対してインテルは前半と同じような感じですが、より顕著にビリアの両脇を使ってきます。
また、セカンドボールや球際の勝利はインテルが圧倒的に上で後半はよりインテルの一方的な展開になってきます。
しかし、ダービーのせいなのかミランの守備陣も素晴らしい対応を見せ、インテルのクロスにはほとんどミランの選手が先に触り跳ね返していました。
審判も何故かミランよりということもあり 、両チームとも決定機らしい決定機が無く、ATへ突入。このまま試合が終わるかと思いきや、劇的な展開へ
ベシーノのクロスへの対応を誤ったドンナルンマが釣られてしまい、マークを外したイカルディがゴールへボールをねじ込みます。
これが、決勝点となり試合終了。
こんな感じの試合内容でした。まぁ、ざっくり言うとやりたいことはあるけど特に準備はして来ずにちぐはぐだったミランとやりたいことのためにしっかりと準備してきたインテルという感じの試合だったと思います。
ガットゥーゾの交代策について
チャルハノール→クトローネ
クトローネの投入で442にするかなぁと思いきや433のまま。おそらくガットゥーゾはインテルに完全に中盤が制圧されていたので中盤の枚数を削ることを躊躇ったのでしょう。これは理解できます。
ただ、ガットゥーゾはクトローネにフィニッシュについても期待していたと思うのですが、これが全く機能しませんでした。
おそらく右サイド→クトローネの流れを狙っていたのでしょう。しかし、右サイドでチャンスが作れていないにも関わらず、ガットゥーゾはこれを放置。これは理解できません。
守備のバランスを考えながら得点を狙うならば、この試合あまり良くなかったイグアインを変えるのが、手っ取り早かったかなぁと思います。
ケシエ→バカヨコ
試合前からケシエは足首の調子が良くないという報道がありました。事実交代前は足首を気にしているシーンがあったと思います。
Twitterで叩かれていたほど、バカヨコのプレーも悪くなかったと思いますし、この交代は妥当かなぁと思います。
ただ、バカヨコを使う勇気があるのにベルトラッチを使わないのは何故なのかとは思いますが....
正直この交代が一番理解出来ませんでした。カラブリアのパフォーマンスは普通に良かったと思いましたし、守備固めでアバーテを投入したとするなら意味がわかりません。
守備固めをするなら普通はCBの選手を入れるかなぁと。
まとめ
この試合特に後半はセカンドボールを先に拾うとか球際はしっかり勝つとか日本の小、中学生の段階でも言われているようなことに大きな差があったように感じました。
戦術云々とかよりサッカーそのもので負けていたかなと思います。
結果としては0-1という結果でしたが、それ以上に差があったかなぁと。
ただ、今回の敗戦を選手の責任には出来ないでしょう。ロマニョーリはネクストネスタという評価に値するプレーを見せたと思います。またカラブリアもしっかりペリシッチを抑えていました。ガットゥーゾの采配ミスが大きな原因だったと思います。そもそも引き分け狙って負けるって相当やべぇかなぁと。
話は変わりますが、ブロゾビッチは素晴らしい選手ですね。WCで一皮剥けたという噂は聞いていましたが、予想以上に良い選手で驚きました。なんだか15-16のマルキージオを彷彿させます。
というわけで、今回はこれで。それでは、また✋
拙い文章ですが、最後までお読みいただきありがとうございました。
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ミラン移籍の可能性がある5選手
代表ウィークは私のように特定のクラブを応援する人間にとっては本当に暇な期間である。そこで、ミランに来るという噂のある5選手について書いてみたいと思う。
イブラヒモビッチ
所属 LAギャラクシー
国籍 スウェーデン
年齢 37歳
身長 195㎝
バルセロナなど数々のビッグクラブでプレーしたFWで10年以上トップレベルでプレーしていた怪物。
中盤に降りてきてゲームを作りながら点も獲るというのがイブラヒモビッチの基本的なプレースタイルである。
また、37歳となった今もアクロバティックなプレーは健在で500ゴール目のゴールもアクロバティックな回し蹴りでゴールを決めている。
この男の素晴らしさは何処にあるのかということだが、やはり魅せて勝たせるというところにあるのではないかと私は思う。
サイドに流れれば華麗な足技で魅せ、中盤に降りてくれば針の穴を通すようなスルーパスで魅せてくれる。そして、点を獲りチームを勝利へと導いてくれる。
最近ミラン復帰の噂があるが、どうやら第3FWという扱いになってしまうらしく手放しで喜べはしないが、加入したらチームのレベルを上げてくれると思うので、もう一度ミランで見たいと思う。
ちなみに発売されてから5年くらい経っているが、イブラヒモビッチは自伝を出している。少年時代のカオスな体験やカルチョポリ(ユヴェントスの審判買収事件)やバルセロナからミランへの移籍の裏側など赤裸々に書いてあって面白いので、時間がある人は是非とも見てもらいたい。
セスク・ファブレガス
所属 チェルシー
国籍 スペイン
年齢 31歳
身長 180㎝
チェルシーに所属するスペイン人でポジションはMF。スペイン代表やリーグでは優勝経験があるが、CLでの優勝経験は未だに無い(はず)。ちなみにバルセロナはセスクが入る前の年と出た後の年にCLの優勝カップを掲げている(はず)。
セスクの特徴はやはり足元の技術とキックだろう。足元の技術はやはり高く、スペイン人らしい。また、キックに関しても同様にレベルが高い。
アンドレア・ピルロがロングボールで時間を操れると言われているが、おそらくセスクも同様に時間を操るキックをする選手である。
仮ににミランに来たらおそらくアンカーのポジションになるだろう。攻撃面では違いを作れるだろうが、他リーグから来た選手がいきなりセリエAでアンカーをやると守備面でのデメリットがかなり多くなってしまうので中々扱いが難しい選手になってしまうのではないかと思う。
パレデス
所属 ゼニト
国籍 アルゼンチン
年齢 24歳
身長 180㎝
ゼニトに所属するアルゼンチン人でポジションはMF。ローマに所属していたので、セリエAでのプレー経験もある。
プレースタイルは配給ができるアンカーという感じでロングキックの質も悪くない。ただ、プレー集を見た感じゼニトはある程度組み立てが整備されているチームという印象を受けた。
ボールは保持するけど、選手の技量に任せるよ!的な組み立てをするミランのようなチームでは良さが出せないとかなぁ思う。ロカテッリみたいになる気がする。
サッカー界のインペルダウンことロシアリーグに幽閉されてしまっているので、獲得するのは難しいだろう。事実かなり高額な移籍金を要求しているらしい。パレデスを獲るならマウリを育ててほしいと思う。
ラムジー
所属 アーセナル
国籍 イギリス(ウェールズ)
年齢 27歳
身長 178㎝
アーセナルに所属するイギリス人(ウェールズ)でポジションはMF。契約延長の意思がないらしく、来夏にフリーで退団することが濃厚だそうだ。
ラムジーの長所はやはり飛び出しの上手さだろう。アーセナルの華麗なパスサッカーがゴールという結果に結びついていたのはラムジーが絶妙なタイミングで後ろから走ってきてくれていたからなのではないかと思う。
良い選手ではあるが、パケタの獲得も決まったらしいこととケシエもボナベントゥーラも飛び出すのが得意な選手であり、タイプが被ることもあり、正直どうなの?という感じである。欲を言えば、守備をしてくれるエジルがほしい 笑。
ラビオ
所属 PSG
国籍 フランス
年齢 23歳
身長 188㎝
PSGに所属するフランス人でポジションはMF。ちなみにWCでフランス代表の補欠メンバーに呼ばれたが拒否している。
ラビオは万能型MFと評価するのが正しいだろう。パスさせて良し、運ばせてよし、ボールを刈らせて良しという選手で何をやらせても85点をとれる選手という印象がある。
しかも、23歳と若いのでまだまだ選手として成長できるだろう。年俸は高めだが、獲る価値のある選手だと思う。
しかし、実力面だけを見れば喉から手が出るほどほしい選手ではあるが、アンカーが手薄なミラン アンカーをやりなくないラビオ うるさい母親と昼ドラばりのドロドロ展開になりそうな雰囲気がするので、なんだかなぁ~という感じである 笑。
いかがでしたでしょうか。見ていないチームの選手のことも書いたので、おまえ全然言ってることちげーよということもあるかもしれません、ご容赦ください。
パケタとバレッラもこの記事で紹介しようと思ったのですが、パケタに関しては先日の記事で紹介したのでこの記事では無しということでバレッラに関してはセリエA注目選手的な記事で紹介しようと思っています。作成中なのでお待ちください 笑
拙い文章ですが、最後までお読みいただきありがとうございました。
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NEXTカカー?新星ルーカスパケタとは一体何者なのか
移籍市場は毎年8月の最終日に閉まり、最終日に各クラブが駆け込み補強でワーワーするのが恒例であったが、今年は少し早く閉まったせいか最終日に目立った補強もなく、少し物足りなさを感じていた。
そして今は10月。移籍市場が閉まってから早くも1ヶ月半が経とうとしている。そんな中突如ブラジルの新星ルーカスパケタのミラン移籍が決まった(公式発表はまだ無いが、 フラメンゴ側が認めたのでほぼ確定で間違いないだろう )。こんな中途半端な時期に獲得が決まるのはおそらくアディル・ラミや本田圭佑以来だ。
では、この3500万€で獲得が決まったルーカスパケタという男が一体何者なのか。それを今回は書いていきたいと思う。
プロフィール
所属 フラメンゴ
国籍 ブラジル
年齢 21歳
身長 180㎝
ポジション MF
2007年にフラメンゴのユースに加入し、2016年にトップチームデビューをした。
ブラジル代表ではU-20でのプレー経験しかない。U-23でもリオデジャネイロオリンピックにサポートメンバーとして呼ばれただけである。
しかし、才能は間違いなくあり、あのネイマールが直々にPSGに勧誘するほどの才能の持ち主である。ちなみに利き脚は左。
プレースタイル
このルーカスパケタという選手は非常に面白い選手である。なぜかというとスーパープレー集とタッチ集とフルマッチで全く印象が変わるのだ。
スーパープレー集ではブラジル人らしい派手なテクニックを披露するアラクレ者という印象だが、タッチ集やフルマッチだと一転して優等生という印象である。
スーパープレー集
タッチ集
基本的にルーカスパケタという選手は身体のキレよりフィジカルの強さを活かしたプレーをする選手である。身体でしっかりとボールをプロテクトして相手を押さえつけてからターンやドリブルをし始める。
つまりこの選手は相手よりフィジカル面で優位であることを前提にプレーしている。事実トップ下で出場したフルミネンセ戦でも細かく動き直し、マークを外しながらプレーするというより真ん中にどっしりと構えてプレーすることが多かったように感じた。
仮にセリエAで相手選手よりフィジカル面で優位に立てないならば、ルーカスパケタのミランでの物語は難しいものになると言わなければならないだろう。
ネクストカカー?
ルーカスパケタはNEXTカカーというような記事があったが、残念ながらカカーという選手とは異なる特徴を持った選手と言わなければならない。
そもそもカカーという選手は爆発的なスピードを持ち、相手を振り切ってスルーパスを出したり、ゴールを奪ったりする素晴らしい選手である。しかし、結果を残せる選手ではあるが、基本的にゲームを作るタイプではなく内容に大きな影響を及ぼせる選手では無い。また、10年前の選手だったこともあり守備への貢献度は低くく、攻撃に特化した選手だ。
対してルーカスパケタはカカーのような爆発的なスピードは持っていないが、カカーより低い位置でもゲーム内容に影響を及ぼせる選手と言えよう。低い位置でボールを受けてゲームを作ったり、縦パスを入れて攻撃のスイッチを入れたり、ワンツーやドリブルを織り交ぜ相手を剥がすことが出来る。
また、空中戦も強いので、セットプレーやクロスに合わせて得点を奪うことも可能だ。
https://twitter.com/Orli1983/status/1050000933621518336?s=09
そして、この動画を見てわかる通り守備での走力も問題なく、守備面での貢献も高い。(ミランの守備はゾーンディフェンスの傾向が強いので適応に時間がかかる可能性もある。)
もう一度言うがルーカスパケタはカカーとは異なる特徴を持った選手である。カカーのように攻撃に特化した選手というより何でも幅広く出来る万能型MFである。その点でいうとミランのレジェンドであるクラレンスセードルフに似ているのではないかと思う。
いつの日かルーカスパケタもセードルフのようにミランで多くのタイトルを勝ち取ってくれることを願っている。
起用法
おそらくパケタはボナベントゥーラとケシエとポジション争いをすることになる。
イグアインがCFのときは飛び出すタイプのボナベントゥーラやケシエの方が相性が良いだろう。
しかし、自ら飛び出してゴールを決めたがるクトローネとはパサー役にもなれるパケタの方が相性が良いだろう。この辺りは使っていくうちにガットゥーゾが最適解を見つけてほしい。
また、ベルトラッチとバカヨコが期待はずれになっているが、仮にパケタがセリエAに適応出来れば、この2人に期待していたことがパケタの獲得で満たされるかもしれないと思っている。
ちなみにベルトラッチに期待していたこととは技術的な面でミランの中盤の質を上げてくれること。バカヨコに期待していたこととはケシエ以外にミランの中盤に強さをもたらしてくれる選手がいることである。
ベルトラッチに関しては下の記事で少し詳しく書いているので、お暇があれば読んでいただきたい。https://milanlover.hatenablog.com/entry/2018/08/19/171435
パケタの獲得について
おそらくパケタは3500万€に見合う価値のある選手だと思う。しかし、欧州でのプレー経験もない21歳の若手に3500万€という大金を払って大丈夫なのだろうかという疑問を抱かずにはいられない。
FFPの制裁によりインテルとローマ(今シーズンに限って言えばモンチのせいだろう)が満足に補強出来ない中でCLにも出場していないミランが大金を使えるというのは私にはどういう状況なのか理解できない。
また、私が日頃から感じているのはミランというチームのブランドの低下である。私はパケタと同世代なのだが、知り合いとサッカーの話をするときに出てくるチームの中にミランの名前は無い。
ここからわかるのは我々パケタ世代はミランというチームに魅力を感じている人はかなり減ってきているということなのではないだろうか。
おそらくもう少し下の世代になれば、暗黒期のミランしか知らないという世代になってくるだろう。もし下の世代の選手がプロになったときにミランが今のままだったら、移籍先にミランを選んでくれるだろうか? 私は選んでくれるとは思わない。
ミランにはもうそれほど長くは復権を待ってもらえる時間は残されていない。このルーカスパケタの獲得をミランは復権の第一歩にしなければならないのである。
拙い文章ですが、最後までお読みいただきありがとうございました。
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EL第2節 VSオリンピアコス
今回はオリンピアコス戦について書いていきたいと思います。
気になった選手
サパタ
怪我をしていたらしく、久しぶりの出場となったサパタ。僕は隠れサパティスタなので、密かに歓喜していたのですが、やってしまいましたね 笑。
全体的なパフォーマンスとしては悪くはなかったと思いますが、やはり失点シーンはえ?っていう感じでした。
足元の技術を売りにしてる選手ならまだしもサパタはフィジカルの強さを売りにしている選手ですし、あそこでやられたらおまえの良さは何なのかという話です。とは言え今回は復帰戦なので、大目に見てやりましょう 笑
ロマニョーリ
昨シーズンボヌッチの隣で一皮剥けた感があったロマニョーリですが、残念ながらまた元に戻ってしまった感がありますね。
この試合でも66分にバカヨコの馬鹿野郎がボールロストしてカウンターになったシーンで、PA付近でかわされてシュートされたシーンがありましたが、正直CBの選手としてはありえねぇなと思いました。
ネクストネスタなんて言われていますが、このままではネスタの域に到達するのは相当厳しいかなぁと思います。
単純な守備能力でもヴァランやファンダイクには劣ってると思いますし、加えて彼らには化け物みたいな身体能力があります。この差を埋めるのはかなり難しいことです。とは言え酷いパフォーマンスではなかったとので、温かく見守っていきたいと思います。
バカヨコ
恐らくガットゥーゾはバカヨコにケシエと同じような役割をさせようとしていたのだと思いますが、残念ながら機能しませんでした。
ボールロストが多いので、低い位置に置くとデメリットの方が多くて危険なので、ちょっと高めの位置に置いて縦パスを収めさせたり、ロングボールの逃げどころにするのが良いかなぁと思います。
カスティジェホ
ガットゥーゾはカスティジェホを左サイドで起用することが多いですが、ここ数試合見ててやはりカスティジェホは右サイドの選手だと感じることが多くなってきました。
この試合でもカスティジェホの良さが出ていたシーンは右サイドでスソと近い距離でプレーしていたときだったと思います。
個人的にはカスティジェホが真ん中で両翼にスソとチャルハノールかボナベントゥーラという形を見てみたいと思います。ただ、それだと中盤が1枚削られるので、機能するかは未知数ですが.... やはり、夏にバデリ を獲っておけば良かったなぁって感じですね....
まとめ
内容が良い試合とは言えませんでしたが、こういう試合で勝ち点3をとれたというのはCL圏内を目指すチームとしてはかなり良いことだと思います。
もちろん良い内容で勝つというのも大事なことですが、内容が良くない中でもしっかり勝つというのはミランのようなチームでは更に大事なことです。それができたこの試合は素晴らしかったと思います。
次節のキエーボ戦の次は遂にミラノダービーなので、キエーボに勝って良い流れでミラノダービーに挑みたいところですが、残念ながら代表ウィークを挟むらしくて萎えています 。
代表戦を楽しみにしている方がいたら申し訳ないのですが、正直代表ウィークはいらねぇーなというのが個人的な思いです 笑。
それではまた!✋
拙い文章ですが、最後までお読みいただきありがとうございました❗
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