ミランブログ

2011年からのミラニスタです。アイドルはズラタン。ミランの試合や面白い試合の分析というか感じたことなどを書いていきたいと思います。

18-19シーズンセリエA 第12節 ACミランvsユヴェントス

前の試合でベティスに引き分けたミランマンチェスターUに敗北したユヴェントス。このまま悪い流れに持っていかないために勝利がほしい両チームの激突。というわけで、今回はミランVSユヴェントスについて書いていきたいと思います。


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試合の流れ

まずは両チームのメンバー

ミラン


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64分 カスティジェホOUT→クトローネ

74分 チャルハノールOUT→ラクサール

74アバーテOUT→ボリーニ

 

ユヴェントス


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74ピャニッチOUT→ケディラ

79分 ディバラOUT→D.コスタ

 

ミランは攻撃時はスソの近くにカスティジェホチャルハノールが来て右サイドに人数をかけることを試みます。恐らく、人数をかけてスソをマークさせないようにしようとしたのでしょう。しかし、安定してボールを保持出来ないミランは右サイドに人数をかける時間を安定して作れません。またスソが1人でボールを持ったときはサンドロが縦を切り、マテュイディが中を切るという2枚体制でスソをマークします。これで戦術スソが機能不全に陥ります。

 

守備時のミラン442のブロックを敷いてユヴェントスの攻撃に対応します。中央を固めることを優先したため必然的にサイドの選手の対応が甘くなります。毎試合失点しているとは言えクロスの対応はそこまで悪くなかったのでユヴェントス相手でも守りきれると思ったのでしょう。しかし、これが大誤算。

前半

サンドロのクロスからマンジュキッチ


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                     ↓


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これでユヴェントスが先制

恐らくあの状況でマンジュキッチに競り勝てる左SBの選手はセリエAには居ないのではないでしょうか。クロスをあげさせた時点で勝負あったと思います。

 

その後もクロスにマンジュキッチロナウドが合わせて危ないシーンが何度かあります。というわけで、ユヴェントスのSBの選手を捨てて中央へ人数をかけても意味が無いとわかったミランカスティジェホを右サイドにし、チャルハノールを中盤の一角にすることで433へと移行します。中盤の人数が増えたのでSBにもプレスがかけられるようになります。

 

そして前半38スソからのボールをイグアインが受けますが、残念トラップミスと思いきやそのボールがベナティアの手に当たりPK


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これをイグアインが蹴りますが、シュスチェスニーのスーパーセーブでPK失敗。


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0-1のまま前半が終了します。

 

そして後半開始

後半はユヴェントスがボールを持つ展開になります。というわけで、ボールを保持出来る時間が更に短くなったミランは前半以上にスソのサイドに人数をかけられなくなります。なので、後半のスソは空気同然。ようやくボールを触れてもロストしてしまうという悪循環に陥ります。

 

しかし、ユヴェントスは先制しているのでそこまでギアを上げて攻撃してきません。なので、攻められてはいるが、失点はしないという状態のまま試合が進んでいきます。

 

ミラン64カスティジェホクトローネ74分チャルハノールラクサールそしてアバーテボリーニと交代させて442に移行しますが、全く効果がありません。

 

そして81ユヴェントスに追加点

ラクサールのクリアミスを拾ったカンセロが左サイドをぶち抜いてクロス。ドンナルンマが反応しますが、こぼれ球をロナウドが押し込みゴール。


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最後にイグアインが退場してゲーム終了。

 

この試合のスタッツ


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数字を見てもわかる通り完敗ですね。イエローカードとファールの数くらいしか上回っているところがありません。

 

気になったところ

イグアイン

クオリティーのある選手だとは思いますが、やはり雑魚専と呼ばれるだけあって強豪相手だとパフォーマンスが酷いです。相手が強豪のときのイグアインと相手が下位チームのときのイグアインは別の選手と考えた方が良いと思います。

 

ガットゥーゾはとりあえず出場させておけば、何かしらやってくれるとおもっているのでしょうが、イグアインは頻繁にボールを触りながらゴールを狙う選手です。89は何の仕事もしないが、残りの1で大仕事をしてくれるクトローネイカルディのような選手とは違います。スソ同様強豪相手にはもう少し起用方法を考えてほしいと思います。

 

まとめ

この試合については全ての面で力負けしていたとしか言い様がありません。残念ながらユヴェントスはまだまだ遠い存在ですね。

 

ポジティブな点といえば、サパタバカヨコのパフォーマンスが良かったことくらいでしょうか。

 

またミランについてですが、ビリアの長期離脱が確定してすぐにボナヴェントゥーラが長期離脱するかもしれないという悪い情報が入ってきました。ミランって11-12とか16-17シーズンみたいにベストメンバーが揃うと強いとかまぁまぁ悪くないチームになるというシーズンに限って怪我人が続出しますよね。

 

というわけで、ここからは冬の移籍市場での願望を書いていきたいと思います。

 

まずはビリアが離脱したアンカーのポジションについてですが、ロドリゴ・カイオトナーリパレデスなど主に中堅~若手といった感じの選手の名前がちらほらでています。

 

ただ、ミランロカテッリマウリなどこのポジションで上手くいっている若手を最近は見ません。なのでアンカーに関してはベテランをもう1人獲得するのもありかなぁと思います。11-12ファン・ボメルアンブロジーニの2枚体制みたいなのが理想的かと。

 

次はボナヴェントゥーラが離脱したCMFについてです。最近はダブルボランチを採用していますが、やはりオプションとして中盤3枚のフォーメーションは使えた方が良いと思います。なので、1枚獲った方が良いかなぁと思います。パケタは未知数ですし、ここはボナヴェントゥーラ同様スペースに飛び出すのが上手いラムジーを獲るのが理想的でしょう。

 

最後に前線の選手についてですが、ここは高さスピードがある選手を獲るべきだと思います。高さという点については今も噂になっているイブラヒモビッチの獲得で解決でしょう。彼が高さ要員という役割に徹してくれるとは思いませんが、その他の問題も解決してくれると思いますし、彼を獲得するのが良いでしょう。とは言え彼も37なので、過度な期待をしてはいけないとは思いますが....

 

スピードがある選手で理想的な選手はキエーザでしょう。彼がミランに加入すれば、ミランは相当良いチームになると思いますが、彼を冬に獲得するのは現実的ではありません。デウロフェウが獲れたらなぁと思いますが、噂が出てないですしこちらも現実的なのかどうかはわかりません。まぁ、何が言いたいかといえばキエーザとかデウロフェウクラスのスピードを持った選手がほしいということです。

 

というわけで、今回はこの辺で失礼します。それでは✋

 

長い上に拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

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