ミランブログ

2011年からのミラニスタです。アイドルはズラタン。ミランの試合や面白い試合の分析というか感じたことなどを書いていきたいと思います。

18-19シーズン選手批評CB編

今回は18-19シーズンACミランCB批評となっております 😊


ロマニョーリ

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エンポリ戦?かどっかの試合で致命的なミスをするなど、序盤は怪しい感じだったが、失点が減るにつれて徐々にプレーが安定していった。更に今シーズンはキャプテンを任され重圧が大きかったにも関わらず、安定したプレーを見せていたのは非常に印象が良かった。ただ、お隣さんのシュクリニアルと色々差がついちゃってる感じあるし、早くCL出させてあげたいところ。

 

 

ムサッキオ


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昨シーズンはパッとしなかったが、今シーズンは期待通りレギュラーに定着し、良いプレーを見せてくれた。ビルドアップなどは随所に工夫してるところを見せてくれるし、スピードもアジリティも悪くないのだが、何かが足りない。ポジショニングセンスなのか安定感というやつが足りないのかロマニョーリと比べると危なっかしさを感じる場面がある。ユーヴェ戦でディバラに見舞ったスライディングタックルはライダーキックとかスタンド攻撃みたいでサッカーという競技を超えた何かだった。とはいえロマニョーリ同様このクオリティーの選手がCL出てないってのは勿体無いと思うので早くCL出させてあげたいところ。

 

 

サパタ


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復帰戦のELのグループステージでは怪しいプレーを見せ、ダメなサパタに逆戻りか?と思ったが、野戦病院と化したCB陣の中で獅子奮闘しチームを支えた。ロマニョーリやムサッキオが復帰した後はまたベンチ生活が長くなったが文句も言わず、出場機会があれば素晴らしいプレーを見せた。パルマ戦ではジェルヴィーニョを完封し、契約延長は確定だろうと思っていたが、条件面で折り合いがつかず退団が確定。正直なところ残念な気持ちでいっぱいだ。どうしようもないサパタのミスから失点するシーン観る度に早く出ていってくれと思った。しかし、毎年毎年放出候補に挙げられ、メディアにオモチャにされたにも関わらずサパタは残留し、今までのミスを帳消しにしてしまうくらいここ数シーズンは素晴らしいプレーを見せてくれた。恐らく、昔ミランチャンネルのインタビューで僕は誰よりも練習の時から全力を出していると断言できるというあの言葉は本当だったのだろう。努力は裏切らないという言葉があるが、それを体現していたのがサパタという選手だったのだ。素晴らしいの一言に尽きる。そんな素晴らしい選手を手放した今のフロント陣には正直不満しかない。確かに別れとしては名残惜しいくらいが美しいのかもしれない。それでもせめてあと1シーズンだけでも赤黒のユニフォームに袖を通して闘うサパタの姿が見たかった。是非とも新天地でも素晴らしいプレーを見せ、ミランが下した決断は間違いだったということを証明してほしい。ありがとうサパタ、愛してるぞサパタ、新天地でも頑張れよサパタ。

 

 

カルダーラ


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イグアインと一緒にめちゃめちゃ期待されて加入したが、怪我に怪我を重ね、公式戦2試合出場、リーグ戦に関しては結局出場しないまま今シーズンを終えてしまった。出場したのはELのグループステージとコッパイタリアの準決勝ラツィオ戦のみ。ラツィオ戦を観た感じ前評判通りインターセプトを含めた対人能力は高くビルドアップ能力に関しては平凡というかそこまで高くないと感じた。ロマニョーリネスタ2世ならカルダーラはキエッリーニ2世という評価が正しいだろうか。恐らくキエッリーニの後釜としてユーヴェが欲しかった選手はルガーニよりカルダーラだったんじゃないだろうかと思う。仮にカルダーラがまた怪我をしてミランでのキャリアが失敗に終わってしまうとすると昨夏の取引は即戦力としてボヌッチが帰ってきたユーヴェ以外誰も得しない取引になってしまうので来シーズンは是非とも奮起してほしいところ。ただ、新監督ジャンパオロはCBに高いビルドアップ能力を求めている感じがするので、怪我がちで戦力として計算しにくい点も含めてミランでのキャリアは中々難しいものになりそう。

 

 

シミッチ


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出場機会こそ少なかったが、個人的なMVP(most valuable psychopas)。やはりELで見舞ったこのプレー(https://t.co/Q4fhOJp9ca)はサイコパスと呼ぶに相応しいプレーだっただろう。アジリティやパワーなど基本性能は継続的に出場機会を与えるには足りない感じがしたが、要所要所でしっかり身体を投げ出せたりと基本性能の低さを隠す能力を持ってる感じはしたので、勝ち試合とかで後半の残り15分くらいちょこちょこ出場させても面白いかなぁなんて思ってたら、突然フロジノーネに出向。大和田常務に土下座でもさせたのだろうか....フロジノーネでも良いプレーを見せてたとか聞かなかったので、出場機会そのものがあまり無かったんじゃないだろうか。来シーズンは若手路線で行くらしいが、シミッチがいるにも関わらずCBの獲得の噂が頻繁に流れているので、恐らく来シーズンも出場機会はないだろう。

 

拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

18-19シーズン選手批評 SB編

早いものでもう6月。6月と言えば梅雨の季節だが、サッカーファンに関しては移籍市場の季節と言えるかもしれない。踊らされる人や現実的な人など移籍市場の楽しみ方は人それぞれである。さて、筆者である私だが、残念ながら語学に疎い。というわけで、呟くこともブログに書きたいこともあまりないわけだ。というわけで、今回はまたも18-19シーズンを振り返っていきたいと思う。それでは18-19シーズンSB編いってみよう!(いかりや長介voice)

 

 

カラブリア

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日本代表で言う内田篤人っぽいSB。今シーズンは安定感があって....あったのか?笑 安定感があったというより酷いときのプレーが許せるレベルになったというのが個人的な評価。良いときは普通に良いけど、悪いときはもう少し出来たんじゃない?って感じだった。結局今シーズンは17-18シーズンのオリンピコでのローマ戦を超えるパフォーマンスは見せなかった気がする。あれくらいのパフォーマンスを継続できれば文句ないけど、カラブリアも何だかんだでちょこちょこ離脱するから一定のパフォーマンスを継続するってのは厳しそうではある。ラーメンと守備はしつこいこってり系が良いって言われる(言われてるかは知らん)けど、カラブリア守備はまだまだあっさり系。来シーズンはニンニクマシマシチョモランマってくらいのこってり守備を見せてほしい。

攻撃に関してはそんなに文句ない。強いて言えばアシストがもう少し増えたら良いなぁくらい。ビルドアップは悪くないし、チャラいのはコンティだけで十分。

 

 

コンティ


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日本代表で言う長友っぽいSB。iPhoneの画面の如く脆い足のせいで離脱期間が長く、今シーズンはコンディション調整が上手くいかなかったらしく不安定なパフォーマンスを見せた。SBとしては守備がお粗末過ぎた上に、それを補うほど攻撃面で貢献していたかというとそうでもない。クロスの質が高いためアシストを記録するなどしてはいたが、それ以外何かあったかと聞かれれば微妙だ。カンセロみたいにドリブルで剥がせるとかそういうのがあれば良いんだけど、どうやら彼の走力はボールを持っていると活きないようである。やはり、本職はWBなんだなぁと。にもかかわらず、クラブやメディアでの評価は高い。ちょいちょいスタメン予想にコンティの名前があったし、来シーズンは功労者アバーテを放出することからも期待値の高さが分かるだろう。将来性という罠なのだろうか。やはり、ああいうチャラいSBには期待を抱かずにはいられないのだろうか。謎は深まるばかりである。

 

 

アバーテ


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昔はコンティみたいにチャラいSBだったが、最近はすっかりベテランといった感じになってしまった。今シーズンはCB陣が野戦病院と化したため、急遽CBにコンバートされたが、これがズバリ的中。SBとしても悪くないプレーを見せていたし、まだまだやれることを証明した。と思っていた矢先に退団確定。コンティも信用ならないし、もう一年くらい残っても良いかなぁというのが本音であるが、クラブの決定なので仕方ない。11-12シーズンからミランを見始めた私としてはミランの右SBは誰かと問われれば間違いなくアバーテと答えるだろう。歴史に残る素晴らしい選手かと問われればYESとは言えないかもしれない。ただ、好きな選手かと問われれば間違いなくYESと言える。そんな選手。次の場所でも頑張ってほしい。forza アバーテ

 

 

R.ロドリゲス


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ポゼッションサッカーを試みていた前半戦のガットゥーゾミランでは相手のプレスを剥がしてキーパスを出すなど、遂にR.ロドリゲスの本領発揮か?と思われたが、そんなこともなく、今シーズンも終わってしまった感じだ。悪い選手ではない、良い選手かと言われたらそうでもない。稼働率の高さを除いてはただただ微妙というシーズンをまたも繰り返してしまった印象だ。対人プレーも悪くはないし、跳ね返し能力もSBとしては高水準である。だが、絶望的にトロいのだ。遅いというかトロい。多分前世は牛。あの絶望的なトロさがR.ロドリゲスの全てを微妙にしていると言って差し支えないと思う。あと、クロスが売りの選手らしいのだが、未だにその片鱗すら見せないのはなぜなのだろうか。アタランタ戦のピョンテクへのクロスくらいしか印象にない。そろそろヴォルフスブルクに注文と違う品が届いたっていうクレームを入れても良いのではないかと思う。

 

 

ラクサール


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スピードスターとしてのプレーを期待していたが、結局中途半端な立ち位置になってしまった。デウロフェウの影を払拭するような暴走特急プレーをしてほしかったのだが、残念ながらS.セガールラクサールに降臨することはなかった。WGとしては攻撃力不足、SBとしては守備力不足とこれまたコンティと同様WBが本職なのかなぁと感じさせられるとこが多かった。ただ、クロスに可能性を感じるコンティと違いクロスも微妙と、結局ストロングポイントが何か分からないまま、今シーズンを終えてしまった感があるのはサポーターのみならず本人も不本意だっただろう。とは言え、来シーズンのミランは4312を採用するらしく、今まで以上にSBには攻撃力が求められそうなので、スピードに課題を抱えるR.ロドリゲスとスタメン争い出来たら良いなぁくらいは思っている。出ていくなら出ていくでしゃーないかなぁ。

 


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拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

18-19シーズン選手批評 GK編

来シーズンはよろしくお願いしますとか言いながら1週間も経たずに新記事更新という気まぐれ。女心は秋の空ということわざがあるがそんな感じと捉えて頂けたら幸いである。それでは選手批評GK編行ってみよう!(いかりや長介voice)

 

ジャンルイジ・ドンナルンマ
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昨シーズンは何か違ったドンナルンマだったが、今シーズンは期待していたドンナルンマが帰って来たという感じだった。正直ドンナルンマが居なかったら勝ち点68も獲れなかったんじゃないかと思う。あと、レイナおじさんのお陰かどうかはわからないけど、足元も大分改善され、穴の無い選手となりつつあるのは良かった。銃弾も素手で止めそうな反射神経と爆発的な跳躍力は人間というより、ひたすらボールを止めるためだけに作られたロボットみたいだった。2XXX年人類は滅び、荒廃した地球の中でただ1人ボールを止め続けるドンナルンマの姿がそこにはあった。さながら亡き友との約束を守るために....みたいな展開ありそう。とは言え、完璧かと聞かれたらそうでもなく1シーズンに2回くらいやってしまう義務やらかしは今年もあった。出来ることなら来シーズンも残ってほしいが、ここ2シーズン移籍市場で暴れまわったツケを払わなければならない段階に来てしまったので、ドンナルンマが犠牲になりそう。ただ、このレベルの選手がトップレベルの舞台で戦えないのはサッカー界の損失なのは間違いないので致し方ない。PSGかマンチェスターの赤い方が札束で殴り合ったあげく、1億€くらい残してくれれば文句はない。色々あったが、出ていくときは優しく送り出してあげたい。

 

 

レイナ
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ジェイソンステイサムに優しさを25%、クロちゃんっぽさを35%足したような風貌のこのおじさんの名前はレイナ。そういうお店でついつい指名しちゃいそうな名前だよねレイナ。でも、こんなおじさん来たらすぐチェンジだよねレイナ。今シーズンは主にカップ戦要因でベンチを温めてる時間が長かったけど、出てきたときの頼もしさは異常だった。ドンナルンマが怪我して急に出場が決まった試合もあったけど、チームを救うビッグセーブをしていたのは流石レイナと言った感じ。あと、足元の技術が高いし、キックもうまい。正直300万€も払って変な実力者置いとく必要ないと思ってたけど、居てくれて本当に助かった。ただ、このクラスの選手が今のミランでベンチにいるのは正直謎。そういえば、全盛期のノイアーがいるバイエルンにも一時期いたし、そういう性癖でもあるのだろうか。謎は深まるばかりである。ただ、ファーへのクロスの対応など時折微妙な対応を見せたのが気がかりなのは否めない。出場機会が少なかったからこそアラが目立たなかったという可能性もあると思う。仮にジャンルイジ・ドンナルンマが出ていき正GKになった途端ボロがボロボロ出てこないか心配ではある。

 

 

アントニオ・ドンナルンマ
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ミランに加入してから未だに失点を記録していない史上最高のGK。フル出場したミラノダービーでも失点がないということからも彼の実力があることがわかるだろう。能ある鷹は爪を隠すということわざがあるが正に兄ルンマはミランでいう爪、SLAM DUNKでいう秘密兵器的なポジションなのである。今シーズンはレイナの加入もあり、プレイヤーとして期待していたことはほとんどなかった。期待していたことと言えば、ザ・たっちばりの渾身の兄弟ネタが観たかったのだが、そんな素振りも見せず....残念なところと言えばこれくらいだろうか。100万回の「i love you」じゃなくて100万€のゆうたいりだつ~が観たかったのである(アントニオの年俸は100万€)ここまで散々弄り倒したが実は弟ルンマの去就次第では残留しても良いと思っている。出場機会が少ないので何とも言えないが出てきたときのパフォーマンス自体は悪くないし、正GKにレイナで第2GKに兄ルンマでその下に将来有望なプリッツァーリが控えているというのはぶっちゃけ悪くないと思うというのが本音である。 まぁ、どうなるかは神のみぞ知ると言ったところだろうか。


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拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

18-19シーズンACミラン総括

人生山あり谷ありということわざがありますが、今シーズンのリーグ戦は正に山あり谷ありと言った感じ。サッカー観戦は人生なのだろうかなんて考えることもありました 笑

さて今回は18-19シーズンACミラン総括をしていきます。フロント、監督、各ポジションごとに大いに満足、満足、及第点、やや不満、不満の5段階評価とさせていただきます。




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フロント

やや不満

エリオット政権のフロントはピョンテクとパケタとバカヨコの補強は大当たりでしたが、それ以外の選手がちょっと不満でしたね。カスティジェホに関してはミラニスタでも意見が割れているようですが、私はハズレ補強という認識です。スタメン争いにも勝てず、途中から流れを変えられる選手にもなれませんでした。とはいえ、ポテンシャルを感じるところは見せていましたし、監督選びによってはまだまだ可能性のある選手だとは思います。

 

 

中華ミランの補強に関しては不満はありませんと言えば嘘になります。しかし、レイナの獲得は他のミスを帳消しにするくらい素晴らしい補強だったのではないでしょうか。確かにハリロビッチとストリニッチの獲得は金をドブに捨てたも同然の補強だったとは思いますが、それ以上にレイナの獲得はファインプレーだったと思います。今シーズンはドンナルンマがちょくちょく離脱しましたが、レイナが居たので安心して見られたのは大きかったです。という訳で、今シーズンの中華ミランに関してはレイナの獲得でチャラで良いというのが私の評価です。

 

後は、レオナルドについてです。正直、レオナルドが去ってしまったことは不満ですね。確かにハズレ補強も多くて残念ではありましたが、それ以上にピョンテクとパケタの獲得は大きかったと思います。今後ミランはガジディスが実権を握るようですが、彼は経営者の面が色濃いです。正直彼の施策で財政は安定したとしても勝てるチームになれるかどうかは怪しいと思います。スポーツ面の要素が強いレオナルドと経営面の要素が強いガジディスが話し合い、そして妥協点を見つけていくチームを強化していく。そんなチームになっていってほしかったなぁなんて思います。

 

 

監督

やや不満

やはりCL出場権を逃してしまったことは不満ですね。その上EL予選敗退という失態も冒していますし、カップ戦も優勝していません。今年もそれなりに大きな額を投資していましたし、CL出場権の獲得は最大で最低限の目標だったと思います。この結果を監督だけの責任にして良いかはさておき、やはりこの目標を達成出来なかったガットゥーゾミランでのキャリアは失敗と言わなければならないでしょう。

 

とは言うものの彼には感謝しています。烏合の衆だったミランをまとめてCL出場権を争えるチームにしたというのは間違いなく彼のお陰だと私は思っています。3月後半にチームが崩れたときはもうダメかと思いましたが、それでも最後は建て直して惜しいところまでチームを持っていったところは正直予想外でした。足りない部分も多いとは思いますが、能力はあると思いますし、新天地でも頑張ってほしいです。

 

さて、シーズンの途中にこんな記事をあげました。https://milanlover.hatenablog.com/entry/2019/03/04/174828

CL出場もコッパ・イタリア優勝も出来ずに辞任という形になってしまったのは非常に残念でした。予想以上に格好良い去り際で辞任を惜しむ声もチラホラ見かけます。ただ、それでも私はガットゥーゾがクラブを去るということは正しいことだと思うんですよ。仮にまた夏に大金を使って、マクシマンやエヴェルトンなどの選手を獲り、その上またELを捨ててリーグ戦に絞るなら続投しても良いとは思いますが、残念ながら今夏に大型補強をする可能性は限りなく低いと思います。限られたスカッドでCLを目指すだけの力量はないというのが個人的なガットゥーゾの評価です。なので、CL出場を目指す以上ガットゥーゾがクラブを去るのは致し方ないと思います。

 

とは言え、ガットゥーゾが去って新しい監督を呼べば直ぐに結果が出るかと言われればそうは思いません。特に今噂されている次期監督候補はどれも怪しい気がします。個人的にはアッレグリEDFが良いと思いますが、最近名前を見ませんね。アッレグリの実績はここで述べる必要はないでしょう。EDFに関しては博打要素も多いと思います。確かにローマ初年度の実績は素晴らしいものでしたが、今のミランを率いたらガットゥーゾと同じ結果になってしまう可能性がないとは言えません。

 

 

GK

大いに満足

バケモノ感が戻ってきたドンナルンマを筆頭に控えのレイナも素晴らしいプレーを見せてくれました。勝ち点68という功績はこの素晴らしい二人のGK無しには達成出来なかった功績だと思います。出来ることなら来シーズンもこの二人の体制を観たいなぁと思いますが、どうなるかは怪しいと思います。とは言え、プリッツァーリという期待の新人も控えていますし、他のポジションよりかは安泰かなぁなんて楽観しています。

DF

満足

シーズン序盤こそはチープなミスから失点するというDF陣でしたが、フィジカルコンディションが安定してきてからは素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。特に1月~3月中盤の好調はDF陣の素晴らしいパフォーマンスのおかげだと思っています。カルダーラが離脱続きだったのは非常に残念でしたが、出場すれば安定したパフォーマンスを見せるサパタとCBという新しいポジションで良さを出したアバーテの2人のベテランが頼りになったのは大きかったと思いますし、嬉しかったです。来シーズンこの2人が見られないのは非常に残念ですね。SBに関しては全員もう一皮剥けられれば良いかなぁと思います。

 

MF

やや不満

結局ほぼ全ての試合に出場していたケシエを筆頭に今年も人手不足感が否めませんでした。バカヨコやパケタなど個人のパフォーマンスに焦点を当てれば悪くはなかったと思いますが、組織としては微妙だったと思います。中盤のせいにして良いのかはさておきやはりボールポゼッションに大きな課題があったと思うので、この辺りの改善を新監督には期待したいですね。

 

FW

及第点

パフォーマンスはともかくイグアインは前半戦8ゴール?、ピョンテクは後半戦9ゴール、スソは10アシストと数字を見れば悪くないシーズンだったと思います。ただ、イグアインもスソも許せないパフォーマンスを見せる時期がありましたし、ピョンテクも消えてしまう時間が長い試合も少なくはありませんでした。ただ、1番良くなかったのは控え選手でしょう。残念ながら監督の新しい手札になれた選手はおらず、悪い意味でガットゥーゾ監督の悩みの種となってしまっていたと思います。個人的にクトローネとカスティジェホはもっとやってくれると思っていたので、非常に残念でした。

 

まとめ

今シーズンはやはり失敗のシーズンだったと言わなければならないでしょう。CL出場権を獲れるかどうかが全てだったと思います。とは言え久しぶりにミランを観ていて心を揺さぶられるシーズンだったのではないでしょうか。最終節まで順位表とにらめっこしながら歓喜したり、落胆することが出来たのは12-13シーズンぶりだったとは思います。結果は残念でしたが、間違いなくミランは成長していると言いたいです。ぜひ、来シーズンはCL出場権を獲ってほしいですね。

 

さて、話しは変わりますが、今シーズンから始めた当ブログですが、残念ながら最後まで走り続けることが出来ませんでした 笑 なので、来シーズンはもっと更新していけるように頑張っていこうと思います。今シーズン序盤のように質はともかく手の込んだ記事を書き続けるのは厳しいかもしれませんが、感想程度でも続けていけたらなぁと。色々ありましたが、今シーズンもお疲れ様でした!来シーズンも当ブログを含めよろしくお願いいたします!それではまた!✋

 

拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

NEXTネスタ?アレッシオ・ロマニョーリとは何者なのか

サッカーの変化によりCBに求められる能力は変化している。守備が出来てもビルドアップが出来なければ、良いCBと評価されなくなってしまっているのだ。現代サッカーでは明らかにCBに求められる能力は増えていると言えるだろう。

 

 

また、サッカーはミスのスポーツと呼ばれているが、基本的にCBGKにミスは許されない。仮にCBGKの選手のミスで試合に負けたとしたらその選手はサポーターから犯罪者のような扱いを受けてしまう。

 

 

しかし、CBというポジションは難しいにも関わらず、高い評価を受けられないポジションなのだ。事実ヨーロッパの年間最優秀選手に贈られるバロンドールを受賞したCBの選手はここ20年間ファビオ・カンナバーロただ1人である。

 

 

求められる能力は増え、そしてミスも許されないにも関わらず、高い評価を受けることは他のポジションより難しい。現代サッカーはCB不遇の時代と呼んで差し支えないだろうと私は思う。

 

 

さて、今回はそんなCB不遇の時代に登場した今後10の間イタリア代表ACミランを引っ張っていくであろうアレッシオ・ロマニョーリという選手について紹介していきたい。

 

 

プロフィール


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国籍 イタリア

身長 188cm

年齢 24歳

ポジション CB

ASローマのユース出身で12-13シーズンにローマでデビューを果たした。 2014サンプドリアへレンタル移籍。そして、2015ACミランへ移籍し、移籍したレオナルド・ボヌッチに代わり18-19シーズンからキャプテンに就任した。

 

 

イタリア代表では各年代で出場機会を得ていた。A代表で出場したのは2016W杯予選スペイン戦である。

 

 

ASローマのユースチーム出身であるが、同じ街のライバルチームであるラツィオのファンであることを公言している。ちなみに利き脚は左。

 

 

プレースタイル

 

ロマニョーリの特質すべき点と言えば、やはりポジショニングの良さやスライディングなど守備そのものの巧さだろう。

 

 

守備そのものの巧さとは何かということだが、身体能力の差を技術で埋めることだと私は思う。まずは↓の動画を観ていただきたい。

https://youtu.be/9ncaiHmoIX4

これは11-12シーズンのACミランvsバルセロナの1シーンである。ボールを持っているのがリオネル・メッシ。そして対峙するのがアレッサンドロ・ネスタである。

 

 

スピードの差は一目瞭然だ。だが、ネスタはギリギリのところで置いていかれず、そして最後にしっかりとスライディングでシュートをブロックしている。この1プレーにこそ守備の巧さというものが詰まっているのではないかと私は思う。

 

 

しかし、このプレーは極端な例だ。恐らくロマニョーリはまだこの域まで達してない。現時点でここまで守備が巧い選手はほとんど居ないと私は思う。恐らく、このレベルの芸当が出来るのはキエッリーニクラスの選手くらいだろう。

 

 

極論だが、身体能力がズバ抜けて高い選手にとっては守備の技術はあまり重要ではないと私は思う。頭を使ってプレーしたり、ギリギリのところでスライディングをしなければいけない状況になる前に理不尽な身体能力で全て弾き返せれば問題ないのだ。

 

 

しかし、そこまで理不尽な身体能力を持つ選手は現時点では存在しない。だからこそ守備の技術が必要になってくるのである。

 

 

とはいえ、守備の技術より身体能力の高さで評価を上げている選手は一定数存在するのもまた事実だ。恐らくレアルマドリーヴァランは守備者としての能力より身体能力の高さでCBとして高い評価を受けている選手のわかりやすい例だろう(守備者としての能力が低いと言っているわけではない)。

 

 

さて、ロマニョーリに話を戻すが、彼は守備しか出来ないというわけでは無い。現代のCBに求められるビルドアップの巧さももっている。縦パスを入れる能力はセリエAの中でもかなり高いレベルにある。

 

 

パワーもあって当たり負けすることもほとんどなく、跳ね返しの能力も高レベルである。(ここで言う跳ね返しの能力とは競り合いの強さやクリア能力をおおざっぱにまとめた能力のこと)

 

 

欠点はスピード不足大舞台での経験の少なさだろう。ここ最近はステップワークの怪しさなどは大分改善されてきておりセリエAの中ではスピード不足に関しては上手く誤魔化せてはいる。

 

 

しかし、CLW杯などの大舞台スピード不足を誤魔化しきれるかと言われれば疑問だ。ここ数年ミランイタリア代表が暗黒期だったこともあり、ロマニョーリ大舞台での経験が乏しい。アザールオーバメヤンなど真のスピードスターと対峙したときスピード不足が致命傷となる可能性は低くはないだろう。

 

 

現在世界最高のCBと評されるクリバリファンダイク高い身体能力を持つ上に大舞台の経験もある。このクラスの選手にロマニョーリが追い付くにはミランイタリア代表が今の状態のままではかなり難しいと言わざるを得ない。

 

 

ネスタを超えるために


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ロマニョーリネスタクラスの選手になるのはかなり難しいだろう。ネスタCBとしてほぼ完璧な選手だったのだ。CB界メッシネスタを形容する人がいるほどにネスタCBとして優れていた。怪我が多かったことを除けば欠点らしい欠点はほぼ無かっただろう。

 

 

残念ながら私はネスタに関しては引退したシーズンしか観ていないのだが、それでもCBとしては優れていたと記憶している。上記で紹介したメッシとの一対一が引退したシーズンのプレーであると言えばネスタがどれほど優れた選手だったか理解してもらえるだろうか。

 

 

しかし、ここまで理解した上で私はロマニョーリにはネスタ以上の活躍を期待している。守備者としてもサッカープレイヤーとしてもネスタを超えるのは難しいと理解した上で私がこのようなことを言うには理由がある。

 

 

確かにネスタミランでもイタリア代表でも全てを勝ち取った(2006年W杯優勝はグループリーグで負傷し、決勝トーナメントで出場は叶わなかった)。しかし、当時のミランイタリア代表のメンバーを見れば全てを勝ち取ることは簡単とまでは言わないが、不可能なレベルで難しいことだったとは言えないだろう。

 

 

当時のミランマルディーニを筆頭にシェフチェンコカカーイタリア代表では若き日のブッフォンバロンドーラーであるファビオ・カンナバーロなど錚々たるメンバーが揃っていたのだ。

 

 

対してロマニョーリが置かれている状況は対照的だ。かつてCL7回も制覇した本来のミランの姿は見る影もなく、かつてに比べてイタリア代表スター選手が居ないと嘆かれている。置かれている状況が全く違うのだ。

 

 

そして、もう1つロマニョーリネスタと違うところはクラブキャプテンを務めているということだ。1プレイヤーとしてプレーするのとキャプテンとしてプレーするのではプレッシャーにも大きな差があるだろう。

 

 

プレーの面だけでネスタを超えるのは不可能に近い。だが、サッカー選手の評価を決めるのはプレーだけではない。苦しいときにこそチームを鼓舞してチームを引っ張りそして勝利へと導いていけるかどうかも選手としての評価を上げる1つのポイントだと私は思う。

 

 

今後ロマニョーリネスタと同じクオリティーのプレーを見せ続け、キャプテンとしてチームを鼓舞して試合に勝ち続けられたならばネスタを超える選手と呼んでも差し支えないのではないかと私は思う。もし、ミランイタリア代表がかつてのように全てを勝ち取れるチームになればロマニョーリは伝説の選手として歴史に名を残すだろう。

 

 

だからこそ、今シーズンミランは何としても熾烈なCL争いを勝ち抜き、来シーズンCLの舞台へと復帰しなければならない、いやロマニョーリミランCLの舞台へ導かなければならないのだ。史上最高のCBを超える第一歩として


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拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

キエーボ戦採点

今回はキエーボ戦の採点です


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選手採点

ドンナルンマ6.0

目立ったビッグセーブは無かったが、今日も安定したプレーだった。失点こそしてしまったが、あれをドンナルンマのせいにするのは酷だろう。

 

コンティ 5.0

今日のワーストプレイヤー。失点シーンの対応を含め守備で良いところは無し、更に攻撃でも良さを出せなかった。このままだとローテーション要因でも怪しいだろう。

 

ムサッキオ 6.0

今節もロマニョーリと共に安定したプレーを見せていた。

 

ロマニョーリ 6.5

安定した守備だけでなく、時折攻め上がるシーンもあって個人的に好印象だった。お洒落ゴールが決まっていたら文句無しだったかな。

 

ラクサール 6.0

左SBのローテーション要因としては満足出来るプレーだった。失点シーンでは簡単にクロスを上げられてしまったが、数的不利なこともあって完璧に対応するのは難しい場面であり、ラクサールのせいには出来ないだろう。

 

ケシエ 6.5

体力お化けここにありと言わんばかりのプレーだった。追加点を獲ったシーンのドリブルの持ち運びなどらしさを出せた試合だったと思う。

 

ビリア 7.0

1点目のフリーキックは芸術的だった。1回不用意なボールロストがあったが、総合的に見れば素晴らしいパフォーマンスだったと思う。

 

パケタ 5.5

疲れていたのかパフォーマンスは良くなかった。次節のミラノダービーでのパフォーマンスに期待したい。

 

スソ 5.5

お世辞でも良いパフォーマンスとは言えなかった。しかし、スソ、カスティジェホ、チャルハノールの2列目になってからは流動的になり今後の希望が見えた。 

 

ピョンテク 6.5

消えている時間が長く、攻撃面のパフォーマンスだけを見れば末期のイグアインと大差無かっただろう。しかし、ピョンテクはゴールを奪いチームを勝利へと導いた。素晴らしいとしか言い様がない。

 

カスティジェホ 7.0 MOM

3つの異なるポジションでプレーしたが、どこでも素晴らしいパフォーマンスを見せた上にアシストまで記録した。ガットゥーゾがカスティジェホに対して正しい評価を下してくれることを願う。

 

チャルハノール 6.5

後半からの出場だったが、良いパフォーマンスだったと思う。このまま後半戦はチームを引っ張っていく存在になってほしい。

 

カラブリア 6.0

不甲斐ないコンティに代わり急遽出場したが、安定したパフォーマンスを見せたと思う。

ボリーニ 採点無し

 

まとめ

長期離脱していたビリアがハイパフォーマンスを見せたことや4231?か442?という新しい可能性を見せた上で勝ち点3を獲ることが出来たので失点こそしてしまいましたが、割と収穫の方が多い一戦だったのではないでしょうか?

 

ただ、コンティのパフォーマンスは期待を裏切るものでしたし、恐らくスソを外してWBを採用しない限りコンティが輝くことは無いかなと思いました。

 

さて、今回ミランが途中から採用した4231?442?は個人的には割とミランが抱える問題を解決する手段になるのではないかなぁと思っています。

 

まず、1つ目はピョンテク孤立問題です。カスティジェホが1つ引いてボールを受けることにより後半は前半よりスムーズにボールが縦に進みました。あとは、2トップ気味になったことによりボックス内にいる人数が増えるというメリットもありました。恐らく433のままでは追加点は入らなかったんじゃないかなぁと思います。

 

2つ目はスソの不調です。ポジションが流動的になることによりスソがトップ下に入るような動きも見られました。もう少し戦術を落とし込めれば、スソの不調もどうにかなる可能性があるかもしれません。

 

ただ、被カウンター時に中盤と前線が分断されてしまっていたりと課題も見られたので、もう少し戦術を落とし込まないとかなぁと思います。今後はオプションとして4231?442?も採用していくべきだと思いますが、ダービーで採用するのはまだまだ厳しいかなと思います。あとで、このことに関しては記事を書こうかなと思っています。

 

あと、気がかりだったのはクトローネの出場が無かったこととガットゥーゾの退席ですね。恐らくコンティ→カラブリアの交代がイレギュラーだったためクトローネの出場が無かったのかなと個人的に思っています。ガットゥーゾは次節ダービーなのに何してんの?って感じですね。ダービーでベンチに座っててくれることを願います。

 

さて今回はこの辺で失礼します✋

 

拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

ガットゥーゾ監督について

お久しぶりです。試合ごとに記事を書こうと決意して始めたこのブログですが、気づけば1ヶ月に1回の更新すら怪しくなってきています 笑 

 

何かを継続することや何かを発信することの難しさを痛感しています。毎試合毎試合記事を更新されてる方は本当に凄いと思いますし、尊敬します。

 

さてさてこの一時期のHUNTER×HUNTER並みに不定期更新となってしまったブログを更新しようと思ったのはガットゥーゾ監督の進退について書いてみようかなぁと思ったからです。


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結論から言いますと私はガットゥーゾ監督にはCL出場とコパを勝ち取ってもらい勇退してもらうのがベストかなぁなんて思っています。

 

順位表を見ると今は3位ですが、勝ち点は48。しかしプレミアリーグの順位表を見ると勝ち点56のチームが6位です。ミランが良いという面よりも周りが良くないという面が大きいのではないのでしょうか。(プレミアリーグセリエAより3試合多いが、6位のチームがミランと同じくらいの勝ち点を稼いでいることがわかる)

 

ここからは私の推測なのですが、 おそらくガットゥーゾは前半戦で新しい戦い方を模索しつつ、後半戦できっちり戦術を落とし込んで昨シーズンのような戦い方に持っていこうとしたのかな?なんて思っています。事実年明け以降の成績はかなり良いですし。

 

イグアインがピョンテクに変わりパケタの加入という大きな変化はありましたが、12月にあれほどボロボロだったチームが1ヶ月も経たない内にリーグ2位のチーム相手に1勝1引き分けという結果を残せるでしょうか?

 

私はそうは思いません。やはりある程度この時期から調子を上げていこうと前々から考えてたんじゃないかなぁと思います。

 

今のミランは昨シーズンの今頃と同様にリトリートして綺麗な守備陣形を作り、カウンターを狙うというサッカーです。しかし、前半戦はもう少しポゼッションに固執していた気がします。恐らくこのサッカーでは1シーズン持たないとガットゥーゾは考えていたので前半戦は新しい戦い方でいこうと思っていたのではないでしょうか。

 

さて、ここで1つの問題が生じます。ガットゥーゾは前半戦の間に新しい戦い方を何か獲得出来たでしょうか?ビリアの離脱でバカヨコが覚醒しましたが、それ以外何か新しい戦い方を得たようには思えません。結局ポゼッションサッカー?はデメリットの方が多すぎて使い物になりませんでしたし。毎試合毎試合その場しのぎのサッカーをしていたというのが前半戦のサッカーの印象です。

 

今でこそ好調ですが、やっているサッカーは昨シーズンと同じようなサッカーです。今のサッカーが悪いというつもりはありません。しかし、今のサッカーはベンゲル政権末期のアーセナルにさえ通用しなかったサッカーです。仮に今シーズンCL出場圏内に入れても来シーズンやっていけるとは思いません。

 

近年ヨーロッパの舞台で結果を残しているセリエのチームはユヴェントスとローマです。この2チームはある程度戦い方とメンバー選考が柔軟なチームというイメージがあります。

 

対して結果を残せていないナポリインテルのようなチームは上の2チームより戦い方などが固定的なイメージがあります。恐らくユヴェントスやローマは選手の質で劣る部分を戦い方などのバリエーションの豊富さで埋めてるのではないでしょうか。

 

さて、ガットゥーゾミランがどちらのチームなのかということですが、私は後者だと思います。なので、ガットゥーゾでは仮に継続してCLに出場できるようになっても厳しいんじゃないかなぁと。

 

あとは選手起用についても怪しい部分があるかなぁと思います。スソにあそこまで固執するのは理解出来ないですし、中盤の3人は出ずっぱりですし、ピョンテクが好調とは言えクトローネの扱いは少し可哀想かなぁと。

 

ガットゥーゾ監督は内容が悪くても負けないとか勝てるというチームにミランをしてくれたと思います。この部分に関してはめちゃくちゃ感謝しています。

 

そして監督としてのガットゥーゾは好きです。なので、喧嘩別れはしてほしくないんですよ。だから、CL出場圏内に入ってコパで優勝して円満に別れるのがベストかなと。そして他で成長してから帰って来てもう一度ミランを率いてほしいというのが個人的な願いです。

 

後任に関してはアッレグリかコンテが良いかなぁと思います。2人とも可能性は限りなく低いと思いますけど....

 

コンテは面倒なイメージがありますし、デメリットも大きいかなぁと思いますが、骨格を作りながらチームを作るのがうまいイメージもあります。CL出場を継続するとかリーグタイトルを狙うという目標にシフトチェンジしていくなら悪くないかなぁと思います。とは言え失敗する可能性も大いにあると思いますが....

 

アッレグリに関しては説明する必要はないかなぁと。今のミランにぴったり合うと思います。

 

さて、今回はこの辺で失礼します。好調なチームに水を差すような記事でしたが、如何でしたでしょうか。

 

あと、個人的なことでこの記事とは全然関係ないのですが、スタジャポさん@sta_giapponeの方に寄稿させていただくことになりました。当ブログだけでなく、こちらの方もよろしくお願い致します。

それでは✋

 

拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。

 

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