ミランブログ

2011年からのミラニスタです。アイドルはズラタン。ミランの試合や面白い試合の分析というか感じたことなどを書いていきたいと思います。

18-19シーズン選手批評 SB編

早いものでもう6月。6月と言えば梅雨の季節だが、サッカーファンに関しては移籍市場の季節と言えるかもしれない。踊らされる人や現実的な人など移籍市場の楽しみ方は人それぞれである。さて、筆者である私だが、残念ながら語学に疎い。というわけで、呟くこともブログに書きたいこともあまりないわけだ。というわけで、今回はまたも18-19シーズンを振り返っていきたいと思う。それでは18-19シーズンSB編いってみよう!(いかりや長介voice)

 

 

カラブリア

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日本代表で言う内田篤人っぽいSB。今シーズンは安定感があって....あったのか?笑 安定感があったというより酷いときのプレーが許せるレベルになったというのが個人的な評価。良いときは普通に良いけど、悪いときはもう少し出来たんじゃない?って感じだった。結局今シーズンは17-18シーズンのオリンピコでのローマ戦を超えるパフォーマンスは見せなかった気がする。あれくらいのパフォーマンスを継続できれば文句ないけど、カラブリアも何だかんだでちょこちょこ離脱するから一定のパフォーマンスを継続するってのは厳しそうではある。ラーメンと守備はしつこいこってり系が良いって言われる(言われてるかは知らん)けど、カラブリア守備はまだまだあっさり系。来シーズンはニンニクマシマシチョモランマってくらいのこってり守備を見せてほしい。

攻撃に関してはそんなに文句ない。強いて言えばアシストがもう少し増えたら良いなぁくらい。ビルドアップは悪くないし、チャラいのはコンティだけで十分。

 

 

コンティ


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日本代表で言う長友っぽいSB。iPhoneの画面の如く脆い足のせいで離脱期間が長く、今シーズンはコンディション調整が上手くいかなかったらしく不安定なパフォーマンスを見せた。SBとしては守備がお粗末過ぎた上に、それを補うほど攻撃面で貢献していたかというとそうでもない。クロスの質が高いためアシストを記録するなどしてはいたが、それ以外何かあったかと聞かれれば微妙だ。カンセロみたいにドリブルで剥がせるとかそういうのがあれば良いんだけど、どうやら彼の走力はボールを持っていると活きないようである。やはり、本職はWBなんだなぁと。にもかかわらず、クラブやメディアでの評価は高い。ちょいちょいスタメン予想にコンティの名前があったし、来シーズンは功労者アバーテを放出することからも期待値の高さが分かるだろう。将来性という罠なのだろうか。やはり、ああいうチャラいSBには期待を抱かずにはいられないのだろうか。謎は深まるばかりである。

 

 

アバーテ


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昔はコンティみたいにチャラいSBだったが、最近はすっかりベテランといった感じになってしまった。今シーズンはCB陣が野戦病院と化したため、急遽CBにコンバートされたが、これがズバリ的中。SBとしても悪くないプレーを見せていたし、まだまだやれることを証明した。と思っていた矢先に退団確定。コンティも信用ならないし、もう一年くらい残っても良いかなぁというのが本音であるが、クラブの決定なので仕方ない。11-12シーズンからミランを見始めた私としてはミランの右SBは誰かと問われれば間違いなくアバーテと答えるだろう。歴史に残る素晴らしい選手かと問われればYESとは言えないかもしれない。ただ、好きな選手かと問われれば間違いなくYESと言える。そんな選手。次の場所でも頑張ってほしい。forza アバーテ

 

 

R.ロドリゲス


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ポゼッションサッカーを試みていた前半戦のガットゥーゾミランでは相手のプレスを剥がしてキーパスを出すなど、遂にR.ロドリゲスの本領発揮か?と思われたが、そんなこともなく、今シーズンも終わってしまった感じだ。悪い選手ではない、良い選手かと言われたらそうでもない。稼働率の高さを除いてはただただ微妙というシーズンをまたも繰り返してしまった印象だ。対人プレーも悪くはないし、跳ね返し能力もSBとしては高水準である。だが、絶望的にトロいのだ。遅いというかトロい。多分前世は牛。あの絶望的なトロさがR.ロドリゲスの全てを微妙にしていると言って差し支えないと思う。あと、クロスが売りの選手らしいのだが、未だにその片鱗すら見せないのはなぜなのだろうか。アタランタ戦のピョンテクへのクロスくらいしか印象にない。そろそろヴォルフスブルクに注文と違う品が届いたっていうクレームを入れても良いのではないかと思う。

 

 

ラクサール


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スピードスターとしてのプレーを期待していたが、結局中途半端な立ち位置になってしまった。デウロフェウの影を払拭するような暴走特急プレーをしてほしかったのだが、残念ながらS.セガールラクサールに降臨することはなかった。WGとしては攻撃力不足、SBとしては守備力不足とこれまたコンティと同様WBが本職なのかなぁと感じさせられるとこが多かった。ただ、クロスに可能性を感じるコンティと違いクロスも微妙と、結局ストロングポイントが何か分からないまま、今シーズンを終えてしまった感があるのはサポーターのみならず本人も不本意だっただろう。とは言え、来シーズンのミランは4312を採用するらしく、今まで以上にSBには攻撃力が求められそうなので、スピードに課題を抱えるR.ロドリゲスとスタメン争い出来たら良いなぁくらいは思っている。出ていくなら出ていくでしゃーないかなぁ。

 


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拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。