ミランブログ

2011年からのミラニスタです。アイドルはズラタン。ミランの試合や面白い試合の分析というか感じたことなどを書いていきたいと思います。

18-19シーズンACミラン総括

人生山あり谷ありということわざがありますが、今シーズンのリーグ戦は正に山あり谷ありと言った感じ。サッカー観戦は人生なのだろうかなんて考えることもありました 笑

さて今回は18-19シーズンACミラン総括をしていきます。フロント、監督、各ポジションごとに大いに満足、満足、及第点、やや不満、不満の5段階評価とさせていただきます。




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フロント

やや不満

エリオット政権のフロントはピョンテクとパケタとバカヨコの補強は大当たりでしたが、それ以外の選手がちょっと不満でしたね。カスティジェホに関してはミラニスタでも意見が割れているようですが、私はハズレ補強という認識です。スタメン争いにも勝てず、途中から流れを変えられる選手にもなれませんでした。とはいえ、ポテンシャルを感じるところは見せていましたし、監督選びによってはまだまだ可能性のある選手だとは思います。

 

 

中華ミランの補強に関しては不満はありませんと言えば嘘になります。しかし、レイナの獲得は他のミスを帳消しにするくらい素晴らしい補強だったのではないでしょうか。確かにハリロビッチとストリニッチの獲得は金をドブに捨てたも同然の補強だったとは思いますが、それ以上にレイナの獲得はファインプレーだったと思います。今シーズンはドンナルンマがちょくちょく離脱しましたが、レイナが居たので安心して見られたのは大きかったです。という訳で、今シーズンの中華ミランに関してはレイナの獲得でチャラで良いというのが私の評価です。

 

後は、レオナルドについてです。正直、レオナルドが去ってしまったことは不満ですね。確かにハズレ補強も多くて残念ではありましたが、それ以上にピョンテクとパケタの獲得は大きかったと思います。今後ミランはガジディスが実権を握るようですが、彼は経営者の面が色濃いです。正直彼の施策で財政は安定したとしても勝てるチームになれるかどうかは怪しいと思います。スポーツ面の要素が強いレオナルドと経営面の要素が強いガジディスが話し合い、そして妥協点を見つけていくチームを強化していく。そんなチームになっていってほしかったなぁなんて思います。

 

 

監督

やや不満

やはりCL出場権を逃してしまったことは不満ですね。その上EL予選敗退という失態も冒していますし、カップ戦も優勝していません。今年もそれなりに大きな額を投資していましたし、CL出場権の獲得は最大で最低限の目標だったと思います。この結果を監督だけの責任にして良いかはさておき、やはりこの目標を達成出来なかったガットゥーゾミランでのキャリアは失敗と言わなければならないでしょう。

 

とは言うものの彼には感謝しています。烏合の衆だったミランをまとめてCL出場権を争えるチームにしたというのは間違いなく彼のお陰だと私は思っています。3月後半にチームが崩れたときはもうダメかと思いましたが、それでも最後は建て直して惜しいところまでチームを持っていったところは正直予想外でした。足りない部分も多いとは思いますが、能力はあると思いますし、新天地でも頑張ってほしいです。

 

さて、シーズンの途中にこんな記事をあげました。https://milanlover.hatenablog.com/entry/2019/03/04/174828

CL出場もコッパ・イタリア優勝も出来ずに辞任という形になってしまったのは非常に残念でした。予想以上に格好良い去り際で辞任を惜しむ声もチラホラ見かけます。ただ、それでも私はガットゥーゾがクラブを去るということは正しいことだと思うんですよ。仮にまた夏に大金を使って、マクシマンやエヴェルトンなどの選手を獲り、その上またELを捨ててリーグ戦に絞るなら続投しても良いとは思いますが、残念ながら今夏に大型補強をする可能性は限りなく低いと思います。限られたスカッドでCLを目指すだけの力量はないというのが個人的なガットゥーゾの評価です。なので、CL出場を目指す以上ガットゥーゾがクラブを去るのは致し方ないと思います。

 

とは言え、ガットゥーゾが去って新しい監督を呼べば直ぐに結果が出るかと言われればそうは思いません。特に今噂されている次期監督候補はどれも怪しい気がします。個人的にはアッレグリEDFが良いと思いますが、最近名前を見ませんね。アッレグリの実績はここで述べる必要はないでしょう。EDFに関しては博打要素も多いと思います。確かにローマ初年度の実績は素晴らしいものでしたが、今のミランを率いたらガットゥーゾと同じ結果になってしまう可能性がないとは言えません。

 

 

GK

大いに満足

バケモノ感が戻ってきたドンナルンマを筆頭に控えのレイナも素晴らしいプレーを見せてくれました。勝ち点68という功績はこの素晴らしい二人のGK無しには達成出来なかった功績だと思います。出来ることなら来シーズンもこの二人の体制を観たいなぁと思いますが、どうなるかは怪しいと思います。とは言え、プリッツァーリという期待の新人も控えていますし、他のポジションよりかは安泰かなぁなんて楽観しています。

DF

満足

シーズン序盤こそはチープなミスから失点するというDF陣でしたが、フィジカルコンディションが安定してきてからは素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。特に1月~3月中盤の好調はDF陣の素晴らしいパフォーマンスのおかげだと思っています。カルダーラが離脱続きだったのは非常に残念でしたが、出場すれば安定したパフォーマンスを見せるサパタとCBという新しいポジションで良さを出したアバーテの2人のベテランが頼りになったのは大きかったと思いますし、嬉しかったです。来シーズンこの2人が見られないのは非常に残念ですね。SBに関しては全員もう一皮剥けられれば良いかなぁと思います。

 

MF

やや不満

結局ほぼ全ての試合に出場していたケシエを筆頭に今年も人手不足感が否めませんでした。バカヨコやパケタなど個人のパフォーマンスに焦点を当てれば悪くはなかったと思いますが、組織としては微妙だったと思います。中盤のせいにして良いのかはさておきやはりボールポゼッションに大きな課題があったと思うので、この辺りの改善を新監督には期待したいですね。

 

FW

及第点

パフォーマンスはともかくイグアインは前半戦8ゴール?、ピョンテクは後半戦9ゴール、スソは10アシストと数字を見れば悪くないシーズンだったと思います。ただ、イグアインもスソも許せないパフォーマンスを見せる時期がありましたし、ピョンテクも消えてしまう時間が長い試合も少なくはありませんでした。ただ、1番良くなかったのは控え選手でしょう。残念ながら監督の新しい手札になれた選手はおらず、悪い意味でガットゥーゾ監督の悩みの種となってしまっていたと思います。個人的にクトローネとカスティジェホはもっとやってくれると思っていたので、非常に残念でした。

 

まとめ

今シーズンはやはり失敗のシーズンだったと言わなければならないでしょう。CL出場権を獲れるかどうかが全てだったと思います。とは言え久しぶりにミランを観ていて心を揺さぶられるシーズンだったのではないでしょうか。最終節まで順位表とにらめっこしながら歓喜したり、落胆することが出来たのは12-13シーズンぶりだったとは思います。結果は残念でしたが、間違いなくミランは成長していると言いたいです。ぜひ、来シーズンはCL出場権を獲ってほしいですね。

 

さて、話しは変わりますが、今シーズンから始めた当ブログですが、残念ながら最後まで走り続けることが出来ませんでした 笑 なので、来シーズンはもっと更新していけるように頑張っていこうと思います。今シーズン序盤のように質はともかく手の込んだ記事を書き続けるのは厳しいかもしれませんが、感想程度でも続けていけたらなぁと。色々ありましたが、今シーズンもお疲れ様でした!来シーズンも当ブログを含めよろしくお願いいたします!それではまた!✋

 

拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。