18-19シーズン選手批評 守備的MF編
※7月を過ぎたので18-19シーズンを昨シーズン19-20シーズンを今シーズンと表記します。
それではACミラン18-19シーズン選手批評守備的MF編いってみよう!
ビリア
昨シーズンはバカヨコをアンカーのバックアッパーと考えていたようだが、これが大間違い。バカヨコがフィットするのに苦しみ序盤戦はフル稼働することになってしまった。更に序盤戦はイグアインの加入によりポゼッションを主体とした戦術のせいで1試合あたりの負担が増大。バカヨコはフィットしてないし、ビリアが怪我したらどうなっちゃうの~?次回!ミラン死す!みたいな展開になりそうだなぁと思ってたら案の定長期離脱。しかし、不幸中の幸いなのかどうなのかビリアが離脱したすぐ後にバカヨコがフィットして最悪の事態は回避。だが、長期離脱から復帰したあとは不安定なパフォーマンスを見せた。とはいえ、今シーズンは期待のベナセルも加入したし、上手くローテーションすればギリギリ今シーズンは誤魔化せるかなぁなんて思う。
バカヨコ
開幕のナポリ戦でいきなりビリアと交代して出場したが、バカヨコが出場した途端に逆転されるという悪夢のデビューを飾った。そこから2ヶ月くらいはボコボコに叩かれまくったが、フィットしてからのプレーは圧巻。競らせて良し、潰させて良し、運ばせて良しとフィジカルを存分に活かしたプレーでミラニスタの心を掴んだ。これは買い取り確定だろうと思っていたが、4月にチーム状況が悪化した途端に遅刻癖など素行の悪さが露呈。その上狂犬ガットゥーゾにF○CKなんてセリフを吐く神ならぬ狂犬をも恐れぬ蛮行を働いた。しかし、そんなセリフを吐いたバカヨコですらその後もスタメンで起用され続けた。ガットゥーゾとの関係悪化後のバカヨコの扱いに関してはミランのチーム状況の苦しさを物語っていたと思う。
マウリ
結局昨シーズンもほぼ出番は無し、このまま永遠に期待の若手となってしまいそう。稼働域も広いし、足元の技術も悪くないし、ポテンシャルは感じさせるのだが、出場機会の少なさゆえかやる気が空回りしている印象を受けた。
ケシエ
昨シーズンも見事なまでの稼働率の高さでガットゥーゾミランのブラック労働に耐え抜く社畜と化した。しかし、自陣でも相手陣内でも兎に角雑という致命的な欠点がミラニスタの印象を悪くしてしまったのは残念なところ。よく走るし、居てほしいところにはいるのだが、仕上げが雑なのだ。例えるなら料理でレシピ通り上手くいったからあとは盛りつけさえ上手くいけばって言ってたら全部ぶちまけてしまうみたいなそういう残念さがあった。あとは、ブラック労働のせいなのか気持ちが切れるシーンがちらほら見られたのが気がかりなところ。ここまでケシエに関してネガティブなことしか書いてないので、18-19シーズンはケシエにとって良くないシーズンだったのか?と思う人も多いかもしれないが、そんなことはない。ガットゥーゾミランにとって間違い無くケシエは不可欠な存在だったのだが、まだまだやれるんじゃないかという期待値の方が上回るそんなシーズンだったのというところが正直なところ。ジャンパオロミランでも頑張ってほしい。
拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。