18-19シーズン選手批評CB編
今回は18-19シーズンACミランCB批評となっております 😊
ロマニョーリ
エンポリ戦?かどっかの試合で致命的なミスをするなど、序盤は怪しい感じだったが、失点が減るにつれて徐々にプレーが安定していった。更に今シーズンはキャプテンを任され重圧が大きかったにも関わらず、安定したプレーを見せていたのは非常に印象が良かった。ただ、お隣さんのシュクリニアルと色々差がついちゃってる感じあるし、早くCL出させてあげたいところ。
ムサッキオ
昨シーズンはパッとしなかったが、今シーズンは期待通りレギュラーに定着し、良いプレーを見せてくれた。ビルドアップなどは随所に工夫してるところを見せてくれるし、スピードもアジリティも悪くないのだが、何かが足りない。ポジショニングセンスなのか安定感というやつが足りないのかロマニョーリと比べると危なっかしさを感じる場面がある。ユーヴェ戦でディバラに見舞ったスライディングタックルはライダーキックとかスタンド攻撃みたいでサッカーという競技を超えた何かだった。とはいえロマニョーリ同様このクオリティーの選手がCL出てないってのは勿体無いと思うので早くCL出させてあげたいところ。
サパタ
復帰戦のELのグループステージでは怪しいプレーを見せ、ダメなサパタに逆戻りか?と思ったが、野戦病院と化したCB陣の中で獅子奮闘しチームを支えた。ロマニョーリやムサッキオが復帰した後はまたベンチ生活が長くなったが文句も言わず、出場機会があれば素晴らしいプレーを見せた。パルマ戦ではジェルヴィーニョを完封し、契約延長は確定だろうと思っていたが、条件面で折り合いがつかず退団が確定。正直なところ残念な気持ちでいっぱいだ。どうしようもないサパタのミスから失点するシーン観る度に早く出ていってくれと思った。しかし、毎年毎年放出候補に挙げられ、メディアにオモチャにされたにも関わらずサパタは残留し、今までのミスを帳消しにしてしまうくらいここ数シーズンは素晴らしいプレーを見せてくれた。恐らく、昔ミランチャンネルのインタビューで僕は誰よりも練習の時から全力を出していると断言できるというあの言葉は本当だったのだろう。努力は裏切らないという言葉があるが、それを体現していたのがサパタという選手だったのだ。素晴らしいの一言に尽きる。そんな素晴らしい選手を手放した今のフロント陣には正直不満しかない。確かに別れとしては名残惜しいくらいが美しいのかもしれない。それでもせめてあと1シーズンだけでも赤黒のユニフォームに袖を通して闘うサパタの姿が見たかった。是非とも新天地でも素晴らしいプレーを見せ、ミランが下した決断は間違いだったということを証明してほしい。ありがとうサパタ、愛してるぞサパタ、新天地でも頑張れよサパタ。
カルダーラ
イグアインと一緒にめちゃめちゃ期待されて加入したが、怪我に怪我を重ね、公式戦2試合出場、リーグ戦に関しては結局出場しないまま今シーズンを終えてしまった。出場したのはELのグループステージとコッパイタリアの準決勝ラツィオ戦のみ。ラツィオ戦を観た感じ前評判通りインターセプトを含めた対人能力は高くビルドアップ能力に関しては平凡というかそこまで高くないと感じた。ロマニョーリがネスタ2世ならカルダーラはキエッリーニ2世という評価が正しいだろうか。恐らくキエッリーニの後釜としてユーヴェが欲しかった選手はルガーニよりカルダーラだったんじゃないだろうかと思う。仮にカルダーラがまた怪我をしてミランでのキャリアが失敗に終わってしまうとすると昨夏の取引は即戦力としてボヌッチが帰ってきたユーヴェ以外誰も得しない取引になってしまうので来シーズンは是非とも奮起してほしいところ。ただ、新監督ジャンパオロはCBに高いビルドアップ能力を求めている感じがするので、怪我がちで戦力として計算しにくい点も含めてミランでのキャリアは中々難しいものになりそう。
シミッチ
出場機会こそ少なかったが、個人的なMVP(most valuable psychopas)。やはりELで見舞ったこのプレー(https://t.co/Q4fhOJp9ca)はサイコパスと呼ぶに相応しいプレーだっただろう。アジリティやパワーなど基本性能は継続的に出場機会を与えるには足りない感じがしたが、要所要所でしっかり身体を投げ出せたりと基本性能の低さを隠す能力を持ってる感じはしたので、勝ち試合とかで後半の残り15分くらいちょこちょこ出場させても面白いかなぁなんて思ってたら、突然フロジノーネに出向。大和田常務に土下座でもさせたのだろうか....フロジノーネでも良いプレーを見せてたとか聞かなかったので、出場機会そのものがあまり無かったんじゃないだろうか。来シーズンは若手路線で行くらしいが、シミッチがいるにも関わらずCBの獲得の噂が頻繁に流れているので、恐らく来シーズンも出場機会はないだろう。
拙い文章でしたが、最後までお読みいただきありがとうございました。