18-19シーズン ACミラン選手名鑑 FW編
今回はACミランのFW(CFとWG)について書いていきたいと思います。
スソ
背番号 8
身長 176㎝
年齢 24歳
14-15シーズンの冬に加入したスペイン人でポジションは主に右WG。ACミラン左利きカットイン三銃士の中で最強と言えばスソ。スピードに関しては優れているとは言えないが、アジリティが優れており全方向にスムーズに動ける。特に横の動きが素早いので、横にずらしてからクロスを上げるという形はスソの十八番プレーと言っても差し支え無いだろう。また、キックも優れており小柄な体格の割に重いシュートを放つことが出来る。調子が良いときはカットインからのシュートが冴える。同様にクロスに関しても質が高く、スソのクロスからクトローネという流れは芸術と言っても過言では無い。ただ、スソにはカウンター時に流れを止めてしまうこと、相手DFラインとの駆け引きが少ないこと、守備の強度が弱いことなどの欠点もあり、ここを改善出来れば、更に良い選手になるのではないかと思う。
チャルハノール
背番号 10
身長 178㎝
年齢 24歳
昨シーズンの大補強で加入したトルコ人でポジションは主に左WG。キック精度が素晴らしく、特にサイドチェンジの鋭さはシャビ・アロンソクラスの素晴らしさがあり、チャルハノールのサイドチェンジ集をおかずに2杯くらいならご飯が食えるのではないかと疑うレベルで素晴らしい。また、ボールの扱いにも非常に長けており、フットサルの選手の様なボールの持ち方をする感じがある。そして、何と言ってもチャルハノールの凄いところは守備の貢献が高いところである。相手選手にプレスをかけるために長い距離をスプリントすることを躊躇わないのは正に新時代の10番って感じがするし、攻撃から守備への切り替え(ネガティブトランジション)がめちゃくちゃ速い。欠点といえば、ユヴェントスクラスの相手になると少し消える時間が長いかなぁということ。長年ミランでプレーしているような感じを見せるチャルハノールだが、実はまだ2年目。2年目に対策されて消えてしまう選手はセリエAはかなり多いのでチャルハノールにはそうならないでほしい。
背番号 9
身長 186㎝
年齢 30歳
今シーズンに加入したアルゼンチン人でポジションはCF。愛称はピピータ。レアルマドリーやユヴェントスといったトップクラスのチームを渡り歩いてきた実力は流石といったところでやはりボールの扱いとキックがうまい。また、ポストプレーというかボールを引き出す動きが上手く、五分五分のボールならしっかり収めてくれるので早くもチームに欠かせない選手の1人となりつつあり、また前任者のカリニッチの悪夢を払拭しつつある。ただ、エースなのでしょうがないが、守備をさぼる癖があり、これをボナベントゥーラとケシエがカバーしているので、強豪チームと戦ったときにこれを突かれないか心配ではある。
クトローネ
背番号 63
身長 183㎝
年齢 20歳
ミランの下部組織出身選手で16-17シーズンにデビューしたイタリア人。ポジションは主にCF。卓越したゴール前でのポジショニングセンスやマークを外す動きは秀逸でミランのレジェンドであるインザーギを彷彿させると言われている。ちなみに昨シーズンは10代での得点ランキングはムバッペに続いて2位だった。また、ローマ戦のように少ない時間で結果を出すことも出来るし、守備も積極的にするので、監督としては重宝するタイプの選手だと思われる。ただ、個人的にクトローネの一番の長所は成長のスピードにあると思っている。その証拠に17-18シーズンの3節ラツィオ戦で酷いプレーをしたが、徐々に改善していき、今ではビッグゲームでも点を取れる選手になっている。ただ、クトローネも完璧な選手というわけではなく、ポストプレーやボールを持ったときに出来ることが少ないなどの課題を抱えているので、そこはイグアインから盗んでほしいところである。
カスティジェホ
背番号 7
身長 182
年齢 23
今シーズンに加入したスペイン人でポジションはWG(左右可)。ACミランカットイン三銃士の2番手でもしかしたらスソからスタメンを奪えるかもしれない選手。プレースタイルはドリブルに長所がある選手でディ・マリアを彷彿させるようなヒラヒラ系ドリブラーという印象があり、ONE PIECEのCP9が使っていた六式の紙絵を使えそう(伝わらなかったら申し訳ないです)。ただ、カスティジェホはスソみたいに高精度クロスで守備ブロックの外側からチャンスを作れる選手では無さそうなので、もしかしたらセリエに適応するのに苦労するかもしれない。余談だが、昨シーズンの推し枠だったアンドレシウバが去ったので、今シーズンはカスティジェホを推していこうかなぁなんて思っている。
背番号 11
身長 180㎝
年齢 27歳
昨シーズンの大補強で加入したイタリア人でポジションはWGが主戦場らしい。WGが主戦場と言ったが、サイドならどこでも出来るユーティリティプレイヤーでロビーニョに激似のエマヌエルソンを思い出させてくれる。確か、スポーツテストで初速がカカーを上回ったみたいな報道があった気がしたが、長友以外こいつに振り切られた選手を見たことがない()。また、ボリーニにはクローザーという名前で呼ばれており、良くも悪くも試合を終わらせてしまう選手なので、ボリーニが出てきた瞬間に画面をそっと閉じることをオススメしたい。あと、年俸が結構高い。
ハリロビッチ
背番号 77
身長 170㎝
年齢 22歳
今シーズン加入したクロアチア人でポジションは主にWG。ACミランカットイン三銃士の最弱。中華ミランの最後の補強でガットゥーゾから信頼されていないらしく、その上同タイプのスソがいるのにカスティジェホまで加入してくるという運の悪さで、ちょっと聞いてないよぉ~的な状態である。また、メッシ二世とかいう呪われた名称で呼ばれることもあり、よくよく考えたら結構な曰く付き物件である。ただ、PSMを見た感じポテンシャルはあるなぁという印象を受けたが、特質すべき武器も見当たらないので、別に無理して起用する必要なさそうだから普通にスソで良くね?っていうのが個人的な印象。ただ、人が多いポジションに限って相次いで怪我人が出るというのが、最近のミランの流れなので、もしかしたらもしかするかもしれないという選手。
GKDF編とMF編とFW編と3編お送りしてきましたが、いかがでしたでしょうか。こちらとしては面白いとかミランに興味を持っていただけると幸いです。また、このブログに関してですが、こんな感じでゆる~くやっていこうと思うので、何卒よろしくお願いします🙇。
拙い文章ですが、お読みいただきありがとうございました。
Twitterアカウント
ミラにすた (@milanlove22) https://twitter.com/milanlove22?s=06