18-19シーズン第２節ミランvsナポリ
ジェノア戦が延期となってしまいましたが、遂にACミランの新シーズンが始まりました。今回はセリエA第２節vsナポリ戦について書いていきたいと思います。
選手採点
ドンナルンマ ６点
カラブリア ６点
ムサッキオ 5.5点
ロマニョーリ5.5点
R.ロドリゲス 6点
ビリア 5点
ケシエ 5.5点
ボナベントゥーラ 7点
スソ 6点
イグアイン 6点
ボリーニ 6点
バカヨコ 5点
ラクサール 6点
クトローネ 採点無し
ベストプレイヤー
ボナベントゥーラ
難しいゴールを決めたり、ボールロストもあまり無く、調子が良さそうなところを見せた。
ワーストプレイヤー
ビリア
１失点目を全てビリアの責任にするには酷だが、あそこから流れが変わってしまったのは事実。また、本来チームを落ち着かせなければいけない役割にも関わらず前半からボールロストが目立ちチームを混乱させた。
ボリーニとカラブリアに関しては本来もう少し点は低いですが、ゴールに絡んだので及第点の６点をつけました。また、バカヨコをワーストプレイヤーに選ばなかったのはデリケートな試合であの様な起用の仕方をしたガットゥーゾの方が責任が大きいと思ったので、選出しませんでした。
試合の流れ
基本的に両チームとも前からプレスをかけていくスタイルですが、ミランは行きすぎると剥がされてしまうので、ナポリほどガンガンプレスをかけられません。そして、徐々にナポリがミランのプレスに慣れていきナポリの攻撃の時間が長くなっていくのですが、ミランが先制点を決めます。
1.スソ→2.ボリーニ→3.ボナベントゥーラ
先制されたナポリですが、高い位置からプレスをかけ続け、ミラン陣内の深い位置でボールを奪いチャンスを作っていきます。また、ナポリはWGやＳＢの選手が低弾道のクロスを入れてきます。ミランは中盤の位置を少し高めに設定しており、DFラインと中盤の間が空いているので、質の高いボールには対応できませんが、ナポリもナポリでこの形から決めきれる選手が居ないので、このまま前半は終了します。
（ナポリのＳＢ→ＦＷへの低弾道クロス）
そして、後半が始まりすぐにミランが追加点を決めます。
1.ビリア→２.スソ→３.カラブリア
１点目も２点目もサイドチェンジ気味のボールが起点となっていたので今シーズンも昨シーズン同様サイドチェンジは大きな武器になりそうです。
２点獲ったミランですが、試合を落ち着かせることが出来ず、前半から狙われていたビリアのボールロストですぐに１点返されてしまいます。そして、ナポリはメルテンスを投入してきます。メルテンスの投入によりミランはナポリの２列目の選手を捕まえられなくなってきます。そして、ジエリンスキのスーパーゴールで２失点目を喫してしまい、すぐに追いつかれてしまいます。追いつかれたミランですが、嫌な流れを断ち切ることが出来ず、次第に選手たちの足が止まってきます。そして、３失点目を喫してゲームオーバーとなってしまいました。
気になったところ
やはりガットゥーゾの采配には疑問を持たずにはいられません。ナポリ相手の難しい試合でバカヨコにアンカーをやらせるという博打をしたのはガットゥーゾらしくなかったと思います。結果論になってしまいますが、守備面ではビリアはそんなに悪くはなかったと思ったので、ベルトラッチを入れてパスの出し所を増やし、ビリアの攻撃面での負担を軽減するのが最良だったかなぁと思います。あと、ナポリがメルテンスを投入してきたのに対応しなかったのも気になりました。
総評
例年のミランなら逆転されたとはいえアウェイのナポリをあと一歩のところまで追い詰めたことと割と良い面も見られたことでポジティブに捉えても良い試合だったと思いますが、個人的に今年のミランには期待していたので正直なところ２点差から逆転されたのはがっかりですし、今シーズンのセリエAでCL圏内に入ることを目指すなら２度とこんな不甲斐ない試合はしないでほしいです。
拙い文章ですが、最後まで読んでくれた方がいましたらありがとうございます。
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夏のメルカートの総評と新シーズンに期待していること
ついに夏の移籍市場が閉まり新シーズンが開幕しようとしています。ここで個人的に今夏の移籍市場のミランの総評と新シーズンのミランに期待していることを書いていきたいと思います。
今夏の移籍市場について
まず、今回の移籍市場の採点をしていきたいと思います。自分は今夏の移籍市場に80点をつけたいと思います。昨夏のようにチームの骨格から作り直さないといけないようなパニックバイでは無く、弱点を補強できた夏だったと思いますし、主力の放出もボヌッチだけで済んだのは想像以上に良かったとは思いますが、気に入らない点が２点あります。
①身体能力の高いWGを獲れなかったこと
ユーヴェのコスタを見てもらえればわかると思いますが、やはりスピードは正義です。昨シーズンもデウロフェウみたいな選手が居ればなぁと思ったシーンが多々あった気がします。スソもチャルハノールも技巧派なので、オプションとして違うタイプの選手が欲しかったなぁというのが正直なところです。ただこの問題はラクサールのWG起用とコンティの復帰で解消される可能性もあると思うので、この二人には期待したいです。
③バッカを放出したこと
本人のモチベーションが下がっていたということで放出は致し方ないとは思いますが、それでも評価額700万€での放出は納得できません。レアルマドリー戦でも感じましたが、やはりライン上での駆け引きは超一流ですし、イグアインと違って守備面での貢献も高いと思いました。正直スソやハリロビッチとタイプが被っているカスティジェホよりバッカをガットゥーゾミランで見てみたかったというのが個人的な希望でした。
まぁ、気に入らなかった点はこれくらいです。欲を言えば高さのあるＦＷを獲ってほしかったというのと控え選手の年俸をもう少し抑えてほしかったです。
今年のミランに期待すること
イグアインを筆頭にバカヨコやカルダーラなどの面白い選手を獲ったミランですが、自分はボナベントゥーラとベルトラッチに期待したいと思います。
ボナベントゥーラもベルトラッチも運動量があって守備もして前線にも飛び出していく選手ですが、得意なプレーに違いがあるので、その辺に注目していきたいと思います。
ボナベントゥーラ
調子が良いと上体フェイントやシザースなどで相手をかわしていくのでドリブルが一番得意な選手に思われがちな選手だと思いますが、実はPA内での動きがめちゃくちゃうまいです。特にファーに詰める能力はセリエでもかなり高い選手だと思います。しかもPA内では相手に競り勝つ強さも持っているので個人的にボナベントゥーラはST適性ポジションなのではないかと思っています。
また、レアルマドリー戦でイグアインと面白い連携プレーをしていたのでそこも注目していきたいです。
@milanlove22さんのツイート: https://twitter.com/milanlove22/status/1028857415549083650?s=09
昨シーズンもチームが機能し始めた後半戦は割と点を獲っていたので、今シーズンも期待したいです。
ベルトラッチ
15-16シーズンに加入したベルトラッチですが、怪我などもありミランでは未だ良さを出せていません。しかし、ガットゥーゾ直々に残留を望んだ通り技術的に優れた選手だと思っているので今シーズンこそらしさを見せてくれるのではないかと期待しています。
ベルトラッチはボナベントゥーラとは違いPA内で違いを見せる選手では無く、その１つ前のエリア（DFとMFの間のスペースなど）
で剥がしたり、スルーパスを出したりと違いを見せられるミランでは数少ない選手の１人なので期待したいと思います。
@milanlove22さんのツイート: https://twitter.com/milanlove22/status/1023131510780522496?s=09
ただ、ケシエとバカヨコのスーパーマッスルブラザーズが機能してしまい２人ともベンチに追いやられてしまう可能性もありますが....
まぁ、今夏の移籍市場の総評と新シーズンに期待していることはこんな感じです。
拙い文章ですが、最後まで読んでいただいた方がいましたらありがとうございます。
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