18-19シーズンACミラン選手名鑑 GK DF編
今回は18-19シーズンのACミランのGKとDF(見たことない下部組織上がりの選手を除く)の選手について書いていきたいと思います。
GK
ドンナルンマ(弟)
背番号 99
身長 196㎝
年齢 19歳
恵まれた体格と動物並みの反射神経を持つ期待の若手イタリア人でポジションはGK。15-16シーズンに16歳という若さでデビューしたが、正直彼のビッグセーブに何度救われたかは分からないほど素晴らしいプレーを見せている。しかし、昨年契約延長で揉めてからパフォーマンスが低下した。低下したとは言っても素晴らしいGKであることに変わりは無いのだが、それまで見せていた理不尽なまでのスーパーセーブの数が減り、化け物感が薄れてしまった気がする。また、現代サッカーではGKにも足元の技術が求められるが、残念ながらドンナルンマは改善こそしているもののお世辞にも足元が上手いとは言えない。それに加え今シーズンは経験豊富で足元の技術も高いレイナが加入したため今までのように絶対的なGKという立場では無くなってしまった。しかし、レイナから学べることはかなり多いと思うので、これを活かして更に素晴らしい選手になってほしい。
レイナ
背番号 25
身長 188㎝
年齢 35歳
日本だと女の子っぽい名前だが、そんな要素は一ミリも無い、豊富な経験と素晴らしいセービングに加え優れた足元の技術を持つスペインのベテランGK。PSMを見た感じかなり足元の技術が高いという印象を受けたし、アンカーに入っていたロカテッリなんかよりよっぽど効果的なパスを出していたのではないかと思った。実力的にはスタメンでもおかしくない選手だが、将来性など他の要素でドンナルンマには劣ってしまうので第2GKという扱いになってしまうと思われる。
アントニオ・ドンナルンマ(兄)
背番号 90
身長 195㎝
年齢 28歳
世界最高給の第3GKという肩書きを持つイタリア人GKでドンナルンマの兄。確か出場した試合は無失点だったらしく、パフォーマンスもそれほど悪くなかった気がするが、今シーズンはレイナが加入したので出場機会はほぼ無いと思われる金魚の糞みたいな存在。
プリッツァーリ
背番号 35
身長 190㎝
年齢 18歳
ミランの下部組織出身の若手イタリア人GKで昨シーズンはテルナーナにレンタル移籍していた。体格こそドンナルンマに劣るが、技術ではドンナルンマを凌駕するらしいと聞いたことがあるので期待したい。
DF
背番号 20
身長 180㎝
年齢 31歳
とうとうミラン在籍歴が一番長くなってしまったベテランイタリア人でポジションは右SB。若いときはスピードが優れた選手でスピードで誤魔化しが出来ていたが、とうとう加齢でスピードを失い、昨シーズン辺りから誤魔化しが出来なくなってしまった感のある選手。また、元々足元の技術が乏しくプレスには滅法弱い。ただ、自分がミランを見始めてから長い間スタメンの選手だったので個人的にはもう一花咲かせてほしいと思っている。
背番号 2
身長 178㎝
年齢 21歳
昨シーズンガットゥーゾが就任し、遂にブレイクした期待の若手イタリア人でポジションは右SBを主戦場とするが、左SBもできるユーティリティプレイヤー。デビューしてからクロス精度は良いが、守備がお粗末という評価だったが、昨シーズンは対人プレーを含め守備力が大幅に向上し、カラブリア ハゲ(ボヌッ○) ロマニョーリ R.ロドリゲスで中々強固な守備陣を築いた。特に昨シーズンオリンピコで完封勝利したローマ戦では安定した守備を見せるだけではなく、ゴールも決めるなど素晴らしい働きをした。また、アバーテとは違いプレス回避能力はそこそこ高い。しかし、怪我癖があり継続して試合に出られないのが難点な選手。
コンティ
背番号 12
身長 184㎝
年齢 24歳
昨シーズンアタランタから加入してきたイタリア人でポジションは右SBか右WB。豊富な運動量と爆発的なスピードが武器の選手だが、昨シーズンは怪我でほとんど試合に出れていない。スピードが武器の選手は怪我でパフォーマンスが落ちてしまうこともあるのでは心配ではあるが、仮にコンティが以前と同等かそれ以上のパフォーマンスが出せるようになったらミランとしてはかなり大きいので、コンティの復帰には期待したい。個人的にユーヴェのカンセロのようになってほしいと思う。
サパタ
背番号 17
身長 187㎝
年齢 31歳
12-13シーズンに加入してきたコロンビア人でポジションはCB。アジリティこそ優れていないが、パワーやスピードは優れている。やらかし大魔人ことサパタは12人目の敵と呼ばれるなど、ポカミスが絶えない選手であったが、ここ数シーズン徐々にポカミスが減り控え選手としては頼れる選手になりつつあり、昨シーズン後半はムサッキオより序列が上であったが、特に大きな批判も無いほどのプレーを見せていた。放出の噂もありながら何だかんだで残留し、遂に古参の選手になってしまったサパタにはチームを引っ張っていくような働きを期待したい。
ムサッキオ
背番号 22
身長 182㎝
年齢 28歳
昨シーズンの大補強のときに加入したアルゼンチン人でポジションは主にCB。スペイン方面からの評価は高かったが、モンテッラ政権のピーマンの如くスカスカな守備陣で良さが出せなかったのはさておき、ガットゥーゾ政権でのある程度整備された守備陣でも良さを出すことが出来ず、サパタより序列が下になってしまっていた。ただ、PSMを見た感じ、やはりアジリティとプレス回避能力は高いと感じたので、今シーズンこそはスタメンとして頑張ってほしいとは思うが、ムサッキオはSBも出来そうな気がするので、個人的にはレアルマドリーのナチョみたいな役割になってくれると良いかなぁと思う。
背番号 13
身長 188㎝
年齢 23歳
15-16シーズンに加入したイタリア人でポジションはCB。23歳と若いながらハゲ(ボヌッ○)亡き今、今シーズンからACミランのキャプテンになった。アジリティやスピードには課題があるが、コースの切り方やスライディングのタイミングはかなりレベルが高い。また、ロマニョーリは守備だけではなく、足元の技術も高く、縦パスを入れる能力がかなり高い。ロマニョーリはミランだけではなく、イタリア代表の未来も背負うほどの選手だと思うが、近年のミランの体たらくやイタリア代表がWCを逃したことによる大舞台での経験不足感があることは否めない。ロマニョーリのためにもミランは早くCLの舞台に戻らなければならない。
カルダーラ
背番号 33
身長 187㎝
年齢 24歳
今シーズンユヴェントスからハゲ(ボヌッ○)とトレードで加入してきたイタリア人でポジションはCB。対人プレーはそこそこ強そうだが、ビルドアップ能力は高くなさそうだし、アタランタがマンマークを主体にした守備を採用していたらしく、ゾーンディフェンスの傾向が強いミランに適応出来るかは未知数な選手。ただ、ロマニョーリとのコンビが完成したらミランだけでなく、イタリア代表でもこのコンビが見られるということなので、期待したい。これは完全な余談だが、インスタでのリア充感が半端ない。
R.ロドリゲス
背番号 68
身長 180㎝
年齢 26歳
昨シーズンの大補強で加入してきたスイス人でポジションは左SB。クロスの精度が凄いという評判だったが、アシストはおろかチャンスになったシーンすら記憶に無い。恐らく、ミランに来るとクロスがクソになる病に感染したと思われる。また、取られはしないが、ボールキープの危なっかしさもかなりのもので、毎回R.ロドリゲスがボールを持つとB'zのギリギリCHOPが脳内再生される。昨シーズンの出来は期待していたほど、良くはなかったが、怪我で離脱しなかったことは評価したい。
ストリニッチ
背番号
身長 186㎝
年齢 31歳
今シーズン加入したクロアチア人造でポジションは左SB。WC準優勝チームでスタメンだった選手という凄い肩書きを引っ提げてきたが、ストリニッチを評価している人を見たことが無いのであまり期待していなかった。タイウォ、メスバー、エマヌエルソン、コンスタン、バンジョーニとボロクソ言われながらも様々な理由で結構出場しなければならないというミランの謎SBの仲間入りをするかなぁなんて思っていた矢先に重病で離脱。正直要らないと思っていたが、病気というと話は別。早く帰って来てほしい。FORZAストリニッチ!
拙い文章ですが、最後まで読んでくれた方が居ましたらありがとうございます。
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